●先客【tn】 ページ31
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あぁ、これで私の人生は終わるんだ。
やっと、やっとだ。
そう思い、思いっきり線路に飛んだ。
『さよならｯ、あたしの、人生!!』ﾊﾞｯｯ
あぁ、ﾀﾋんだんだな。
もう、悔いなんてないや。
「ちょっとぉ?危ないやん。なんなんですか。」
『っは?なんで、生きてんの?あたし…』
「どしたんすか?いきなりこんとってください。」
あたしは自分の体を自分についている手でぺたぺたと触る。
それは確かに感触があって、あたしが生きていることを証明するには十分だった。
『…なんで、なんでなんで』
「ちょ、大丈夫ですか?」
『なんでｯ!!あたしが生きてんのよ…』
「…俺でよけりゃあ聞きますよ。」
この人はなんて優しいのだろう。
思い切ってすべてを話す。
あの日のこと。思い出したくもない。
空に向かって手を伸べた私。
目を見開いた親友はとっさにあたしを引っ張った。
ぎゅっと目をつぶって、こわごわ開くと、そこに彼女はいなかった。
『ｯは…だか、ら…あたしな、んて』
「…そっか。そうかそうか。」
彼はゆっくりうなずきあたしの話を聞いてくれた。
頭が真っ白になって、気づいたのはもう少し後だった。
彼女は、私の身代わりになってﾀﾋんだ。
あたしが殺.したの?
『やっぱぁ、そうなのかな…周りから責められて、責められて…あたし、つらかった…』
「もぉ、大丈夫やでぇ。俺が迎えに来たからな。」
『ｯへ?私、生きてるんじゃ?』
「いーや、ﾀﾋんだで。」
そういうと、彼の目が真っ赤に染まった。
喜びに顔をほころばせている彼。
それとは対照的に、絶望に顔をひきつらせたあたし。
これから、どうなるのかな_______
＊＋＊＋＊
ラッキーメンバー
猫が大好きな彼ですよ。
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ゆう(プロフ) - 桜の穂さん» こちらこそです！ (2022年3月18日 22時) (
レス) @page26 id: 173836657c (このIDを非表示/違反報告)
桜の穂 - ゆうさん» 若干ストーリーっぽくなりますが、書かせていただきます!大分リクエストからそれてしまうかもですが…リクありがとうございます! (2022年3月9日 21時) (レス) id: f612835adc (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 桜の穂さん» ありがとうございます！では、『外資系の前で病み系の歌を歌ってみた。』とか、大丈夫そうですか？ (2022年3月9日 16時) (レス) id: 173836657c (このIDを非表示/違反報告)
桜の穂 - ゆうさん» もちろん大丈夫です!! (2022年3月8日 21時) (レス) id: f612835adc (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 初コメ失礼します。今でも、リクエストって大丈夫ですか•́ω•̀)? (2022年3月5日 11時) (レス) id: 173836657c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜の穂 | 作者ホームページ：http://towa
作成日時：2021年11月3日 21時
