●視線を感じます。【ut】 ページ16
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まただ。
もうこの感じにも慣れつつある。
「じゃあね〜。」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ
『ん。ばい。』ﾋﾗｯ
少しかっこつけて手を振る。
そんな余裕、どこにもないのに。
家路をただ、ひたすらに歩く。
ﾄｺﾄｺ
少し沈んだ私の足音。
違和感はこっからだ。
しばらく歩いていると、私以外の足音が聞こえてくる。
一応、帰宅ラッシュ中なのでサラリーマンとかもいる。
ﾄｺﾄｺ ﾉｼﾉｼ ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ …ﾋﾀﾋﾀ
明らかにおかしい足音が1つ。
『っはぁ。今日で3日目じゃん…』ﾀﾀﾀ
家に向かって走り出す。
謎のひたひた音もついてくる。
恐怖、興味、いろんな感情が押し寄せてくる。
『なんで、私にｯ、着いてくるのｯ!』ﾊﾞｯ
勢いに任せて振り返った。
そこには、びしょびしょの紺色のスーツを着た男が立っていた。
『ﾋｯ…!だ、誰よｯ?!』
その男は、私が声をかけると一瞬驚いたような顔をしたが、こちらをじっと見つめてきた。
『な、何よ…』
にらみつけるようにして、言うと男は、目を細めて口が弧を描いた。
「はぁ…やっと話せた//」ﾆｺ
やっと、声を出したかと思うと、すぐに口を閉ざし、さっきの顔に戻ってしまった。
少し、ほんの少しだけ、声がきれいだなんて思ってしまった。
『わ、私と、あなた。会ったこと、ないです、よね?』ｶﾞﾀｶﾞﾀ
恐怖で震える体を抱きしめ、男に尋ねる。
すると、男の目はハイライトを消し、にこやかに答えた。
「えー?あったことないなんて…ひどいなァ、Aちゃん♡」
あったことも、話したこともないのに、私の名前を知っている。
寒気がする。
『あ、の…あっ、たことな、いと思う、ですが。』
「えぇ…んもー。___何してんねん。」ﾌﾟﾑ
名前を言っていたのだろうが、風が強くて聞こえなかった。
『その、…』
言葉が出ない。
「くふっwふっはぁw」
『ﾋｯ……な、な』
狂ったように笑いだす。
「あー…君、ほんまに僕のこと、ニンゲンや思うてる?」
『っなに、いってるの…』
ついに狂った。おかしい。
周りの土地が、ゆがんでる。
「あはｯw間抜けちゃんだねェ」
『う、っさい。』
「俺はねぇ…死んでる。」
『あ、たま、大丈夫?』
もう、あたまがいたい。
ここはどこ?
あれ、わたしのなまえってなんだっけ?
「んふふwあー…俺は、死神、だよ?」
もう、そんなのわからない。
Kdなkcんkんcykzんふぁbcjpw
*_* 視線を感じます。 fin *_*
ラッキーメンバー
猫が大好きな彼ですよ。
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ゆう(プロフ) - 桜の穂さん» こちらこそです！ (2022年3月18日 22時) (
レス) @page26 id: 173836657c (このIDを非表示/違反報告)
桜の穂 - ゆうさん» 若干ストーリーっぽくなりますが、書かせていただきます!大分リクエストからそれてしまうかもですが…リクありがとうございます! (2022年3月9日 21時) (レス) id: f612835adc (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 桜の穂さん» ありがとうございます！では、『外資系の前で病み系の歌を歌ってみた。』とか、大丈夫そうですか？ (2022年3月9日 16時) (レス) id: 173836657c (このIDを非表示/違反報告)
桜の穂 - ゆうさん» もちろん大丈夫です!! (2022年3月8日 21時) (レス) id: f612835adc (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 初コメ失礼します。今でも、リクエストって大丈夫ですか•́ω•̀)? (2022年3月5日 11時) (レス) id: 173836657c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜の穂 | 作者ホームページ：http://towa
作成日時：2021年11月3日 21時
