俺だけのお姫様!【zm/sha】 ページ14
ちょっと一妻多夫制入れますね〜。
＊＋＊＋＊
zm_side
「「俺と付き合ってください‼」」
俺とシャオロンは同時に彼女へ向かって手を向けた。
正直、怖い。
アイツが選ばれたら、俺はもう立ち直れないかもしれへん。
それでも、あの子が好きなんや。
彼女からの返事は…
『…ごめんなさいｯ!私には、どっちかなんて、選べない…』
でも、彼女が考え抜いた末の答えだったことがよくわかる。
声を振り絞って出した答え。
これ以上追及できなかった。
「…ならさ、一妻多夫制ってやつやってみいひん?」
俺からの答えはこれ。
俺も傷つかず、アイツも傷つかない。
なにより、彼女を困らせないことだ。
sha「ええやん!…それでも、ええ?」
『!…うんっ!よろしくね!』ｷﾞｭｯ
彼女は、元気な笑みでこっちに駆け寄り、俺らに思いっきり抱き着いた。
これが、3日前。
⋆
放課後、チャイムが鳴った。
sha「Aー!今日はカフェ行こーや!」ｺﾃﾝ
シャオロンが私の机の前で、かわいく首をかしげながら誘う。
だが、今日で3日目だ。
さすがに遊びすぎじゃない?
『ねぇ、さすがに遊びすぎじゃない?シャオロン。』
sha「そんなことないって!行こやぁ…」
制服をきゅっとつまんで話す姿は、可愛すぎるっ!
でも、最近ゾムとも話してないしなぁ…
『ゾムー!ちょっと来てぇ!』ﾋﾗﾋﾗ
少し遠くの席で、帰り支度をしていたゾムに声をかける。
が、少しもこっちに来る様子はなく、黙々と帰り支度を続けていた。
『ゾムー…』ﾄｺﾄｺ
近づいて、肩を叩こうとしたら、急に立ち上がって、出口に向かって歩き出した。
zm「じゃな。」ｽﾀｽﾀ
『あっ!ちょっと…』
ちょっと罪悪感が募る。
『シャオロン、ごめん。今日は行かないや。』
sha「ゾムのこと?」
『そ。シャオロンと遊びすぎたかな…』
sha「…そっか。でも!また、俺とも遊んでや?」
『もちろん!またね〜!』
sha「じゃーなー!」
誰もいなくなった教室。
1人残った男はつぶやいた。
「あぁ〜…ゾムの作戦勝ちかよぉ…」
愛しい彼女の机をなでながらまたつぶやく。
「まっ、でもええか。明日もAに会えるしな。」
冷たい風が教室を吹き抜けた。
＊＋＊＋＊
ラッキーメンバー
猫が大好きな彼ですよ。
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ゆう(プロフ) - 桜の穂さん» こちらこそです！ (2022年3月18日 22時) (
レス) @page26 id: 173836657c (このIDを非表示/違反報告)
桜の穂 - ゆうさん» 若干ストーリーっぽくなりますが、書かせていただきます!大分リクエストからそれてしまうかもですが…リクありがとうございます! (2022年3月9日 21時) (レス) id: f612835adc (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 桜の穂さん» ありがとうございます！では、『外資系の前で病み系の歌を歌ってみた。』とか、大丈夫そうですか？ (2022年3月9日 16時) (レス) id: 173836657c (このIDを非表示/違反報告)
桜の穂 - ゆうさん» もちろん大丈夫です!! (2022年3月8日 21時) (レス) id: f612835adc (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 初コメ失礼します。今でも、リクエストって大丈夫ですか•́ω•̀)? (2022年3月5日 11時) (レス) id: 173836657c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜の穂 | 作者ホームページ：http://towa
作成日時：2021年11月3日 21時
