●血濡れドール【zm】 ページ1
⋆
『おかーさん！ここのお店にはいろ！』
mm「はいはいｗ」
私は、このお店が気になった。
なんか、呼ばれているような気もする。
ギィィイ
「いらっしゃい…」
おかーさんと、店内を一周する。
ある人形が目に入った。
その人形は、西洋人形のようなペリドットの瞳に茶色の長い髪の毛の見た目だった。
そこには何か書かれていたが、幼稚園生の私にはわからなかった。
『おかーさん、この人形…』
なんてかいてるの？と聞こうとした。
「その人形は、もう何回も返されている中古品なんだよ。」
店員さんが、教えてくれる。
『かわいそう…』
mm「どうして返されたんですか？」
おかーさん、抜かりないなぁｗ
「…返ってくるたび、血がついているんだよ。」
そこから先を話そうとはしなかった。
でも私は、自分の意志とは裏腹に口走っていた。
『わたし、この人形かいます！』
その瞬間人形が、ニィと笑った＿＿気がした。
＊＋＊＋＊
『今日からよろしくねゾム！』
私は、買ってもらった人形に「ゾム」と名付けて、枕元に置いた。
すぅすぅ
＿１日目＿
『ふぁぁぁ…ぁれ？』
大きくあくびをしていると、指の先にある血に気づいた。
『昨日けがしたっけ？』
身に覚えがないけが。でも、気にしていなかった。
『あ、ゾムにも血が着いちゃった。』
ふと、視線を上げると少し血の付いたゾムがいた。
『あ、もしかしてうでふりまわしちゃったかな？』
それに関しても勘違いしていた。
『ゾムってかわいいねぇ。』
人形を買ったことに浮かれていたのかもしれない。
＿２日目＿
『ん…？』
目を開けると、枕元に置いてあったはずのゾムがベッドの横に落ちていた。
『え、ちゃんと置いてあったはずなのに…』
おかーさんかな？と、私は口にした。
でも、おかあさんはこんな乱暴しないし。
ひとりで、うんうん唸っているとほかの異変にも気づいた。
『あれ？またゾムに血が着いちゃってるよ…』
私もどこか血がついているか確認した。
すると、膝に切り傷ができておりまだうっすら血が滲んでいた。
『まさか…ね？』
少しおかしいな。と思いつつ。おかーさんには話さなかった。
ラッキーメンバー
猫が大好きな彼ですよ。
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ゆう(プロフ) - 桜の穂さん» こちらこそです！ (2022年3月18日 22時) (
レス) @page26 id: 173836657c (このIDを非表示/違反報告)
桜の穂 - ゆうさん» 若干ストーリーっぽくなりますが、書かせていただきます!大分リクエストからそれてしまうかもですが…リクありがとうございます! (2022年3月9日 21時) (レス) id: f612835adc (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 桜の穂さん» ありがとうございます！では、『外資系の前で病み系の歌を歌ってみた。』とか、大丈夫そうですか？ (2022年3月9日 16時) (レス) id: 173836657c (このIDを非表示/違反報告)
桜の穂 - ゆうさん» もちろん大丈夫です!! (2022年3月8日 21時) (レス) id: f612835adc (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 初コメ失礼します。今でも、リクエストって大丈夫ですか•́ω•̀)? (2022年3月5日 11時) (レス) id: 173836657c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜の穂 | 作者ホームページ：http://towa
作成日時：2021年11月3日 21時
