『高専を休学していたあの先輩』 【呪術廻戦】

■"EP.04 ページ5

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「現場の詳細です」









そう言って、差し出されたiPad


あー、懐かしい





そうそう、任務の時は、いつもこのiPadでYouTube見てた。




え？現場の詳細？


それは、一緒にいた棘が見てくれてたからいいの






そんな事は一旦置いといて、画面上にある資料をスクロールする。



相変わらず、どうやってこの膨大な情報を手に入れてくるのか知らないけど大変な事は間違いないだろうなぁ









『で、呪術師は誰が向かってる訳？
真希？パンダ？もしや棘？あ、七海さんとか？』



「ぁ…いえ…30分ほど前に一年生三名が入っていきました。
階級は確か…三級と二級だったような…」



『あー、はいはい
一年の坊主ね、なるほど
それで、階級も二級程度と。
はー、そりゃあ、相応s…はぁ!?』









いやいや、ちょっと待ってよ




この二級以上が確実にいる建物内に一年生しか派遣されてないだと!?


しかも、二級とか言った？






有り得ないって!!


いくら、この業界が人手不足だって言ってもそりゃあないでしょ。









『五条悟は？
あの人いれば一発じゃん』



「それが…外せない用事で…」









私のイラつきを見て、おずおずと答える伊地知さん






聞けば出張だと言うじゃないか


はぁ？出張…？





なに？

私を連れて来る為だけに、着いてきたってこと？




まぁ、確かに五条先生はこんなウロウロしてていい人間ではない。




特級クラスだからね。

現在は(･･･)、4人しかいないとかいう。









『ﾁｯ…』









帰ったら、回らない寿司でも奢ってもらうか









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