04話 : ネタばらし ページ4
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「で？」
「どうしたんだい？悟」
「面倒みろって言ったって、どーしろって言うんだよ…」
五条は、視線をAから2人に移す。
「ああ、はい」
「なにこれ？」
「君たち2人が住むマンションの鍵｣
「は？」
夏油が五条に封筒を渡す。
封筒の中には確かに、住所が書かれている紙と恐らくその家の物であろう鍵が入っていた。
｢夜蛾先生が用意してくれたんだ。
私たちと同じ寮で過ごすのもいいけど、初めのうちは2人で仲良く暮らすのもいいんじゃないかって｣
｢いや、別に寮でもいいんなら寮でいいだろ｣
｢まぁ、後は……
上の連中は自分達から遠い所に彼女を置いておきたいみたいだよ｣
と言うと、五条の顔つきが変わる。
つまり、この子どもも当たり前だが、何かしらの呪いに関係しているということだろう。
そして、御三家にとって何か……、
おそらく悪い意味で何か関わりがあるということ。
｢へー、……ん？おい、傑｣
｢なんだい？｣
｢お前、その封筒誰から預かってた？｣
｢夜蛾先生から｣
｢中身を知っていた？｣
｢勿論｣
｢……つまり、こうなるって分かってた？｣
額に皺を寄せながら問う五条とは反対に、
夏油は満面の笑顔で、
｢当たり前だろ
悟は単純で助かるよ｣
2人の間に不穏な空気が流れる。
｢ちょっと外に出ろよ｣
｢いいよ、相手してやる｣
と互いの胸ぐらを掴みながら外に出ようとすると、
｢おっ！？｣
服が掴まれているのを忘れて動いたせいで、Aが五条の足にぶつかる。
身長差のせいで、本来胸に飛び込むようなシーンも、綺麗に鍛えられている足の筋肉にAの額がぶつかったのだ。
｢｢あっ…｣｣
｢すまない、Aちゃん
痛くなかったかい？｣
夏油がAに近づき、頭を撫で用と手を伸ばすが、Aは五条の服を掴んだまま、五条の後ろに隠れる。
｢五条良かったね、気に入られてんじゃん｣
｢私は嫌われてしまったかな…？｣
と残念そうにする夏油を横目に、今度は五条がAの頭に手を伸ばす。
すると今度は拒むことなく、大人しく撫でられている。
｢傑……｣
｢なんだい？｣
｢俺の勝ちだな｣
と五条は、ドヤァという効果音がつきそうなドヤ顔で、夏油を見下す。
｢……悟、ちょっと外に出ようか｣
｢いいぜ、相手してやる｣
勿論
｢｢あっ…｣｣
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さくら(プロフ) - コメント失礼します！読めることが嬉しいので、ルーシェさんが書きやすい方で、大丈夫です！！更新頑張ってください！ (2020年11月15日 0時) (
レス) id: af1bba7450 (このIDを非表示/違反報告)
ミサカ - コメント失礼いたします。更新方法についてですが、他の皆様もおっしゃっているように私も作者様のしやすい方法がいいと思います！ただ、個人的には本誌の時間軸のも読みたい、、という葛藤もあります、、どちらでも応援しています！頑張ってください(^^) (2020年11月14日 20時) (レス) id: 621bb75200 (このIDを非表示/違反報告)
Night(プロフ) - 初じめましてっ!!いつも更新楽しみに読ませてもらってます!!私は分けても分けなくても喜んで読みますっ!ルーシェさんが書きやすい方で無理ない程度にできる方で…。この作品めちゃめちゃ好きです!!更新頑張ってください!! (2020年11月14日 20時) (レス) id: a001c22ffc (このIDを非表示/違反報告)
ミア(プロフ) - ただ原作編の夢主が現作品から何か変化(性格とか考えとか）があった設定であった場合、ちょっとネタバレ感あるかな？と。個人的にはどちらでも嬉しいので作品さんの負担にならない方でお願いします！長文失礼しました。応援してます！頑張ってください！ (2020年11月14日 19時) (レス) id: 14272ccc3a (このIDを非表示/違反報告)
ミア(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます。アニメ最高ですね！発狂して怒鳴られました笑この作品もめっちゃ好きです。作品のことですが出してもらえたら全然読みます！むしろwelcomeです。 (2020年11月14日 18時) (レス) id: 14272ccc3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルーシェ | 作成日時：2020年10月26日 1時
