落ち込んでみた ページ29
Aさんのオリキャラ同期が亡くなってます。
同期が死んで落ち込んでるところ手をさしのべるお話。Aさん3、4年設定。
虎杖くん
「A先輩、一緒に映画見に行きません?」『えっ、映画?…いいけど…』「先輩どんなの好き?」落ち込んでることをわかってるからどうすれば気を紛らわせられるか考えた結果映画に連れてってくれる。
伏黒くん
「Aさん」『んー?どうしたの?伏黒くん?』「無理して笑顔作らなくていいです……無理しないでください、頼りにならないと思いますけど頼ってください」『伏黒くん…ありがとう』笑顔を作らなくていいと言ってるのにほほえみ続けるAさん。これ以上疲れないようにとフォローをしてくれる。
狗巻くん
「ツナ……高菜」『もう、狗巻くん、私は大丈夫だって…』「明太子」精神的に辛いはずなのに隙を見せない彼女を心配してたくさん頭を撫でてくる。『大丈夫って言ってんだけどな〜』そう弱々しく微笑むと「おかか」と返される。通じてるのか通じてないのか微妙なもどかしい距離。
五条先生
『私がもう少し早く駆けつけていたら…運命は変わってたのかな?』耐えていた涙が頬をつたう。その涙を手ですくってくれる。「Aのせいじゃない、自分を責めないで、Aは立派に仕事をしてたよ、だから泣かないで…」珍しく先生らしいことを言って落ち着かせようとしてくる。だけど泣かないでと言われたのにあふれる涙は止まらなかった。
七海さん
『私、今まで、同期が死ぬのもこの世界では仕方ないことだって思ってたのに……いざ目の当たりにすると……だめだな…』「それでいいんです、感情のままに思ったことを吐き出せば」七海さんも過去に大切な人を亡くしているため彼女の気持ちはよく理解している。当時自分にできなかったことを彼女にしてあげようとする。
野薔薇ちゃん
『野薔薇ちゃんは死なないでね…?』そんなの無理だってわかってるのに。伝えてしまったら後戻りはできない。「大丈夫です、Aさんがいる限り死にません」『ありがとう…野薔薇ちゃん……私が守れるように頑張らなきゃね』「はい!それにAさんを置いて行きません!」『ありがとう…野薔薇大好きよ』そう伝えて相手の唇に自分のを重ねる。『ごめんね、最低な先輩で』「そんなこと言われたら…反論できないじゃないですか」呪術師をやっている限り確約な未来なんて存在しない。でもこのときだけは強く思ってしまった。もう誰も失いませんようにって…。
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作者名:愛咲 | 作成日時:2022年8月10日 18時