もふもふな先輩 ページ8
ある日の任務終わり、
「2月なのに、春並みの日差しですね」
パンダ「そだな、眠気を誘う」
パンダ先輩と任務から帰ってきた私は、先輩と日向ぼっこをしていた。
珍しく今年は雪があまり降らないから雪遊びが出来ないのは残念だけど、
日向ぼっこも悪くないな〜。
「悠仁くん達、戻りませんね」
パンダ「池袋に任務行くって言ってたな」
池袋か……行ったことないな。
野薔薇ちゃん達と行きたいな。
「それにしても、眠くなりますね」
欠伸をしながらパンダ先輩にそう言うと、“枕に使っていいぞ？”と言われた。
「では、お言葉に甘えます」
そう言い私は寝転ぶパンダ先輩のお腹の上に頭をのせた。
「……何コレ！先輩ふわふわで気持ちいいです！」
パンダ「そうだろ、それに臭くも無いだろ？」
ｽｩ……
パンダ(寝落ち早いな)
･
パンダside
疲れもあったのか、Aはあっという間に眠りについちまった。
顔を俺の方に向けてたから彼女の寝顔を見ることが出来る。
めっちゃ可愛い顔をしてるな。
七海「こんな所で何をしてるんです？」
Aの髪を撫でてる時だった、俺らを見かけたのかゆっくりと七海が近付いてきた。
パンダ「Aと日向ぼっこ。一緒にするか？」
七海「いいえ、結構です。
日は暖かいですが、風邪を引いたら元も子もありませんよ」
パンダ「大丈夫だ、俺暖かいしな」
ドヤ顔でそう伝えると七海はグラサンを手でおさえ溜息を出す。
そしてその後、自分の着ていた上着を脱ぎAに掛けた。
七海「これで少しはマシでしょう」
パンダ「キャー、惚れ直す」
七海「君に惚れられても困りますよ、後は頼みました」
と言い残し、七海は高専内へ入ってった。
Aが起きたら返しに行かせるか。
てか、マジで紳士だな。パンダの俺でも惚れてしまうわ。
…………
パンダ先輩はナナミンの事なんて呼んでるんだろうか？
七海？それとも建人？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 275人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：渚 | 作成日時：2021年1月31日 17時
