楽しい時間を ページ24
スマホの画面を見ながら思う。
今日は2月21日……死 刑執行まで1週間。
「桜を解呪出来てないのにな……」
はぁ…っと大きな溜息を出した時だ。
ドンドンドンドン
部屋のドアが強く叩かれた後、野薔薇ちゃんがドアを勢い良く開けた。
釘崎「Aちゃん!今から出掛けるわよ!」
「え?今から?どこに?」
釘崎「渋谷よ!虎杖達も連れて美味しい物食べるわよ!」
……そうだ、来ないだ電話で言ってたな。
「うん、みんなで行こ!」
悠仁くん達と居られる時間も少ないし、今の内に楽しもう。
・
伏黒「釘崎、俺は聞いてないぞ」
釘崎「言ったら面白くないでしょ」
虎杖「俺初めてするな!」
みんなで来た場所は、ゲーセン内にある写真機の前だ。
伏黒「なんでプリクラなんだ?俺はやらないぞ」
釘崎「はぁ!?」
「でも、みんなで集まって写真撮ったことないし!恵くん、撮ろうよ?」
今にも帰りそうな恵くんの手を取り、写真機の中に入ろと促す。
恵くんも困った顔をした後、
伏黒「……1回だけだ」
虎杖「んじゃ、早速撮ろうぜ!」
・
釘崎「変顔!変顔して!!」
「こ、こう?」
虎杖「伏黒も変顔しろよ!」
伏黒「俺もかよ」
機会の指示に従い、私達は変顔をしたり,抱き合ったり,全力で笑顔を作って写真を撮る。
その後、写真を盛りまくって終了した。
虎杖「釘崎目閉じてるしww」
釘崎「嘘でしょ!?」
「結構盛れてるね!」
伏黒「おい、俺の顔こんな風にしたの誰だ?」
虎杖「俺、伏黒ムッとしてるからせめてでも目をおっきくしよっかな〜ってww」
釘崎「伏黒可愛すぎww」
伏黒「笑いすぎだろ」
撮り終わった写真を取り、それぞれ手に取りながら各々が言い合う。
こういうの初めてだったから楽しいな。
釘崎「じゃあ次は、甘い物食べに行くわよ!」
貴/虎「おー!!」
野薔薇ちゃんを筆頭に、私達は有名なパンケーキのお店に向かう事にした。
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作者名:渚 | 作成日時:2021年1月31日 17時