従ってほしいなら従えよ【五条悟】 (ページ9)

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『ああ…ねむい、しんどい…いたい…』

現在命がけの任務を終えて帰ってきました、あまり寝てなかったので集中力が続かなく、呪霊の攻撃をくらっちゃって所々怪我負ったけどへっちゃら！ちょっと痛いけど。

えっと、そんなことはどうでもよくて、いま睡魔に勝つために傑くんと会話していました。

夏油「A、会話が続いてないよ？ほら、口開けて。」

『んあー…。……！！！？？すっっっぱッ？！』

言われた通り開けると口に何か放り込まれる、何か食べさせてくれたー優しい～程度で軽く考え放り込まれた物を転がした瞬間口の中が酸っぱさで埋め尽くされた。

夏油「…ふ、ふふっ……！ダメじゃないか…簡単に人の言ったことに従っては……ふふ。」

まさかの梅干し攻撃であった、うわ～一気に眠気飛んでったよありがとう。

『おええええ…！』

『……？なんえ(で)したがっちゃだえ(だめ)なの？』

夏油「なんで……か。そうだね…甘く見られてしまうからじゃないかな？」

『あま……？』

傑くんから簡単に人の言ったことに従わない方がいい理由講座をひらいてもらって、私が満足するまで教えてくれた。
話の途中で寝かけるとかならずおでこにデコピン食らわせられるので、変顔してなんとか意識を保った

『なるほど、勉強になったよ傑くん！ありがとう！私これから誰にも従わないことにしたよ！！』

夏油「あ、ちょ……！そんなこと言わせるために教えたんじゃないんだけどねぇ…」

お礼を言って出ていく彼女を彼は静かに見送って、深いため息をひとつこぼした。