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前回の内容で不快に思われた方いたら申し訳ありません……😭
ー−−−
『……ん″、え…?』
やばい寝てた。布団に入らず私はカーペットの上で力尽きてた様だ、部屋は真っ暗きっと深夜なのだろう。まあそりゃそうか、寝てないうえに任務頑張ったんだし…
『えっ…』
ぐーっと体を伸ばし起き上がろうと体を起こしたとき、下半身にズシッとした重みが感じられた。
『な、なんでここに…五条くんがいるの…!?』
よく目を凝らすと私の太ももに頭をのせてすやすやと眠る五条くんが居た。
目をこすってもう一度よく見るとそこには確かに五条くんが居た。
閉じられている瞼、長いまつ毛。本当に顔はイケメンだよなぁ……。
月の光に当たって綺麗に光りさらり、と落ちる髪の毛に思わず手を伸ばし触れてみる。
『わ…さらさら……』
髪質がとてもさらさらふわふわで手の隙間から落ちていく不思議な髪の毛に夢中になっていた。
梳いてみたり髪の毛の隙間から見える白い肌を眺めたりしてしばらく遊んでいるといきなり腕を掴まれた。
『っ、え……?』
五条「な……俺が起きてないと思った?」
先ほどまで閉じられていた瞳がぱっちりと開いていて、いつの間にか起き上がったのか私をゆるりと押し倒した。
『え、ちょっとまっ…』
五条「お前ホントそこらの女と違っておもしれーな」
押し返そうと腕を伸ばすとぴたりと動きが止まる、がなぜか目を細められた。
五条「…手は、俺の首に回せ」
私を試すようなまなざし。手が震える。
これぜったい、ぜったい従ったらやばいやつだ、と頭では考えていても体は言う事を聞かなかった。腕は五条くんの首の方へと向かっていく。
五条「ん。いいこ…」
身を委ねようと、静かに目を閉じる。
ああ、もう心臓の音しか聞こえない。
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1 - (12月17日 17時) (レス) @page2 id: 053afa639a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:むぅ | 作成日時:2023年12月15日 3時