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『あれ、さっきなにか私にしようとしてくれてたよね?』


五条「………」


『え、なに…冷やかし?』


五条「ちげーよ。バカ」


『…本当になに???』



さっきからクソガキ五条くんの様子がおかしい。顔をそむけて全然こっち見てくれない。
そんな私バカみたいな顔してた??

……自分で言っといてなんだけど、なんか傷付いたよ!!



夏油「おはよう」



教室の扉ががらがらと開かれたかと思えば夏油と硝子が入場。丁度いいとこに!!



『傑くん、硝子おはよ!来て早々悪いけど助けて〜!』


夏油「どうしたんだい?」


『五条くんの行動がわからない!!』


硝子「……なんだーてっきり五条のペットにされて興奮してんのかと思ったわー」


…硝子私の事なんだと思ってるの??人間だと思われててもなんか悲しいよ!!!


夏油「Aは命令されるの好きだもんね」


『そうなんですぅ〜♡命令されるの好きなのお〜命令してえ♡…って、なわけないだr』



とてつもなくキモイ悪ノリを決め込んで手でハートを作ってきゃぴろうとすると、背後からガタガタッと大きな音がした。傑くんも硝子も驚いたような顔をして音のなった方へゆっくりと顔を向けると。
五条君がにやにやした怖い顔で明らかにこちらを向いていた。



五条「へえ〜〜?お前って命令されんの好きなの??その顔で???ウケる」



待て待て待てさっきのキモく決め込んだ悪ノリよりキモいぞ五条くん。
あとその地味にしゃくれた顎粉砕していいですか??



『………』



この時は地味にいらつく顔面国宝級のしゃくれた顎を見て無言を貫いたが、
うんとかすんとか言えば良かったとのちに後悔することをこの時の私は知らない。

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-   (12月17日 17時) (レス) @page2 id: 053afa639a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:むぅ | 作成日時:2023年12月15日 3時

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