☆Doubt and confusion ☆ 貴方side ページ50
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「彼女には予知能力でもあったの……?」
エドアレン「そんな筈はないよ
知っての通り、俺たちは体内に魔力を持たない」
「なら……魔法道具の力か……それとも……他に協力者がいたのか……
何れにせよ、彼女には未来がわかっていた」
悪く言えば、あたしは、彼女は何の力も持たない少女なのかと思っていた
でも、とんだ思い違いだったのね
「彼女が死んだを黙っているように指示してくれなければ、
あたしの潜入は成り立たなかった
全てはこの為だったんだわ
あたしを城に入れるために彼女は死んだことを伏せた」
基盤は彼女が用意してくれていたんだ
死を知らせないということは、つまり埋葬もしてもらえないということ
自分の死を、今までに関わりをもった人に伝えられないということ
そんなのは……きっと悲しいはず……
でも、何故そこまでしてあたしを城に入れたの?
あたしがエドラスを救える可能性は高くないのに
なぜ…………それともまだ他の意味が………
兄様が部屋から去って、部屋に一人残された後もずっとずっと考えていた
でも、一向に彼女の真意はわからなかった
次第に日は落ち、空の色がオレンジから黒に変わった頃ーーー
コンコン………
ノック音が響いた
( 誰………?兄様かな………)
「………どうぞ」
そうノックに対し、返事を返すとドアが開く
そこから現れたのはーーー
「…………ライラ………」
那智黒の瞳に怒りの色を浮かべた、彼だった
*
ねぇ、シャゴット
これは秘密。私達だけの秘密ですよ
世界が堕ちるまであと少し
世界が朽ちるまであと少しーーー
これは偶然?いいえ、全ては必然
なら、堕ちるのは彼?それとも私?
彼女はここへやって来る。やって来くるわ
役者が揃う。幕が上がる
The end はすぐそこにーーー
*
To be continued…………
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ありがとうございました
エドラス編はさらに深層へと……
第8章もよろしくお願いします
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ルル(プロフ) - 闇姫さん» はい!頑張ります(((o(*゚▽゚*)o))) (2015年10月4日 10時) (レス) id: 20012244a3 (このIDを非表示/違反報告)
闇姫(プロフ) - ルルさん» これからも頑張ってくださいね!! (2015年10月3日 16時) (レス) id: 4e41a31494 (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - 闇姫さん» ありがとうございます!!!すっごく嬉しいです(((o(*゚▽゚*)o))) (2015年10月3日 16時) (レス) id: 20012244a3 (このIDを非表示/違反報告)
闇姫(プロフ) - ルルさん!殿堂入りおめでとうございます(*´˘`*) (2015年10月1日 19時) (レス) id: 4e41a31494 (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - 紺藍堕天使ラミアさん» コメント、ありがとうございます!!一生懸命頑張って、土曜日にまた戻って来ますね(*^◯^*) 土曜日の更新をぜひ、お楽しみにヽ(^ω^)ノ (2015年9月30日 17時) (レス) id: 20012244a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルル | 作成日時:2015年8月25日 19時