[FAIRY TAIL] 妖精の尻尾の獣奏者 7

☆二人の王女 �� ☆ not side ページ28

.






一方、その頃ーーー





ナツとウェンディは滅竜魔導士(ドラゴンスレーヤ)ゆえ、アニマの影響を受けず、



同じく残されたハッピーとシャルルと共にエドラスに来ていた







そこで彼らが見つけたのは、"エドラス"のフェアリーテイル



フェアリーテイルなのに、年齢や人格が違う仲間に戸惑う、ナツ達








そんな時ーーー








「「妖精狩りだぁぁあ！！！」」





突然、ギルド中に響いた叫び声




その声にエドラスのフェアリーテイル魔導士の顔色は青ざめた







「「うわぁぁあーっ！！」」



「「もうこの場所がバレたのか！！？」」



「「王国の奴等、また俺たちを追って……」」





頭を抱える者、涙する者、恐怖に慄く者………




そんな者たちを前に、ナツ達はどうすることもできない







そして、まるで大気が震えるような地響きが聞こえる



地響き共にギルドの前に姿を現したのは、大きな動物



この世界では"レギオン"と呼ばれる動物だが、


その巨体の背中には一人の女が乗っている







シャ「妖精狩り………！？何なの！？」



ウェ「王国がフェアリーテイルを狙っている！？何の為に………」



エドウェンディ(以下 エドウェ)「そんなの決まってるじゃない



王の命令で全てのギルドは廃止された


つまり、私達は闇ギルドなのよ」






エドラスのウェンディがそう告げたのと同時に、転送魔法陣が展開され、



フェアリーテイルはその場から逃げることに成功



妖精狩りの難を逃れた









「「つーと何か？


お前らはアースランドとかいう、もう一つの世界から、仲間を救うためにエドラスに来たってのか？」」



「「そっちの世界にもフェアリーテイルがある………」」






素性を打ち明けたナツ達に、エドラスのフェアリーテイル魔導士は驚きを隠せないようだ









ナ「つーか、何だったんだよ？さっきの奴は」




エドミラ「あれは王都魔戦部隊隊長の一人、エルザ・ナイトウォーカー」




ナ「エルザが………敵……！？」






目を剥いて驚く、ナツ達






アースランドでは、妖精女王と呼ばれるエルザが、エドラスでは命を狙う敵……



それは彼らにとって信じ難い事






ナ「エルザは敵だとして………他の奴らはこっちでも味方なのか？」



ウェ「な……ナツさん……」





青い顔をして、ナツの袖を引くウェンディ






ウェ「ルナさんがいません………」





.

☆強欲と傲慢な男 �� ☆ not side→←☆二人の王女 �� ☆ エドアレンside

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す