[FAIRY TAIL] 妖精の尻尾の獣奏者 7

☆エドラス �� ☆ 貴方side ページ24

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告げられた内容はあまりに残酷





エドラスの枯渇した魔力を救う為に、王はアースランドから魔力を吸収する魔法、


"超亜空間魔法 アニマ"を生みだした





6年前から始まったその計画は、アースランドの至る所にアニマを展開したが、


ミストガン、エドラスのジェラールによって防がれてきた





しかし、今回のアニマは巨大だった為、ミストガンにも止められず、



強大な魔導士が多くいるフェアリーテイルをマグノリアごと吸収した





つまり、あたしの家族(なかま)はエドラス王によって、この世界の魔力源にされてしまったのだ







「………なんて勝手なやり方なの！？


自分達の魔力がなくなるからって、他の世界の人間を犠牲にしようとするなんて……！！」






エドアレン「君の言い分はもっともだ


本当に父がすまないことした」





「本当よ！


………ん……？……父……？」





エドアレン「そういえば、詳しい自己紹介がまだだったな




俺は、エドラス王国第二王子、第零魔戦部隊隊長、アレン



ジェラールは腹違いの兄で、ルナは俺の妹だ」





「お、王子………そして、ミストガンと兄弟………



ちょ、ちょっと待って！その三兄弟の末があたしってことは………」







エドアレン「君はこの世界では第一王女


正統な王家の人間さ」







開いた口が塞がらない




しれっと言われた内容は、あたしにとっては爆弾発言





王女？正統な王家の人間？







「このあたしが！？ウソ！！」



エドアレン「あははっ、こっちの世界のルナと君は性格が違うけどね」




「………地味にグサッときた……



あれでしょ？

こっちの世界のあたしは、おしとやかなお嬢様だった、そう言いたいんでしょ？」






膨れっ面でそう言うと、エドラスの兄さんは笑いながら首を横に振った






エドアレン「まぁ、確かに君よりは気品があったけどね



でも、妖艶で奔放で………特に男に対しては」





「………それはつまり………プレイガールってやつ……？」






コクっと頷く兄さんと、頭を抱えて項垂れるあたし






「…………男を弄んでいたなんて……


なんだか、あたしがすごい罪悪感………」







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☆二人の王女 �� ☆ 貴方side→←☆エドラス �� ☆ 貴方side

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