[FAIRY TAIL] 妖精の尻尾の獣奏者 7

☆エドラス �� ☆ 貴方side ページ22

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真っ先に感じたのは、恐怖





空は爽快に晴れ渡っているのに、あたしの心は真っ黒に塗りつぶされたみたいだ







アレン兄さんに後ろを取られた




それは則ち、"死"を意味する









「ッッ……！」





急いで体制を立て直し、兄さんと向き合おうとするものの、いつもの様に動かない体



違和感を感じた








エドアレン「驚かせてすまない。身構えなくて良いんだよ


俺は君が知っている"アレン"とは別人なのだから」




「……え………別人……？」








そう言われて、銀髪から足の先までジッと見下ろしていく






確かに、容姿はアレン兄さんそのものだが、服装がなんだか違う





目の前にいる"兄さん"は、マントの付いた、白と金を基調とした服を着ている




そう、それはまるで一国の王子が着るような服







それに、何よりあたしが違和感を感じたのは、彼が纏う雰囲気





この前、戦った時に感じた兄さんの威圧的な雰囲気ではなく、



柔らかく、それでいて威風堂々とした気品あるもの









「本当に………別人なの……？」




エドアレン「そうだよ


急にそんな話をされても、信じられないだろうけど………




この世界は、君がいる世界とは違う



アースランドとエドラスは、言わば"対となる世界"」







また、風が吹いた。互いの銀髪が揺れる






エドアレン「君の話はジェラールから聞いているよ


ようこそ、エドラスへ」








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☆エドラス �� ☆ 貴方side→←☆その世界が呼んでいる �� ☆ 貴方side

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