☆氷下に踊る �� ☆ ページ47
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「ちっ……！」
咄嗟に後ろに飛び退き、再び刀を構える
しかし、ルナの瞳は大きく見開かれた
その瞳に映るのは、鎧を纏った男
「あなたは………だれ……」
分かる。太陽の村を凍りつかせていた氷から感じた魔力は、正しく男のモノと同じ
あの魔力は、そう"彼"に似ている
それどころじゃない。その容姿、声色、全てが"彼"を彷彿とさせた
シルバー「……グレイ・フルバスター……そいつと俺が似てると思ってんだろ？」
「……だったら？あなたの正体を教えてくれると言うの？」
警戒した様に目を細めシルバーを見つめる、ルナ
シルバー「俺はグレイに関わりがある
そして、アンタの敵だよ。美人な嬢ちゃん」
「……そう…」
"敵"ーーーその言葉を使われた時点で、ルナの心は固まった
「グレイとどんな関係なのかは
あなたを斬ってから聞くことにするわ」
シルバー「いいねェ……良い目だ」
数秒続いた睨み合い。緊迫する空気を刀と氷が噛み合う音が切り裂いた
ガッキィィイイインッッ！！！
漆穢の刃が氷を多少砕くものの、その氷は硬く男までは到底届かない
一度刀を引いたルナは、素早くシルバーの真横に回り込み、斬撃を振るう
しかし、その一刀は即座に避けたシルバーの身体を掠めただけ
シルバー「おー、危ねぇ」
不敵に笑ったシルバーが、気だるげな声とは裏腹に拳を振るった
重そうな一撃を身体を反らすことで回避したルナは、そのままバク転で後ろに下がる
シルバー「氷魔の激昴！！！」
一瞬の隙もなく、
「ぐっ…」と小さく声を漏らしながらも、彼女は漆穢でそれに応戦し、斬り裂いた
「スレーヤー系の魔導士……！！」
滅竜魔導士や滅神魔導士を知るルナは、そうシルバーの魔法を悟った
シルバー「よくこの一撃を躱したな」
感嘆した様な言葉だが、それを口にする男は未だに余裕そうな笑みを浮かべている
そして、彼は手を横に薙ぎ払う。すると、辺り一面が瞬時に凍りついた
「……すごい……」
これ程の広範囲を、意図も容易く凍らせるなんて。驚きから、ルナはそう呟いた
シルバー「凄腕の剣士のようだが、滑る足場でどう戦う？」
余裕そうにこちらの出方を伺う、シルバー
ルナは瞳を閉じて一度呼吸を整えると、刀を構えた
「
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はっち(プロフ) - うわぁぁぁ！ゆっと再会したと思ったら！最後の終わりー！！続編楽しみです！！ (2019年4月9日 15時) (
レス) id: 031bd78554 (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - yu;na___さん» こんばんは、初めまして！コメントありがとうございます！！この小説を楽しんでいただけたようで、作者としましてもとても嬉しいですヽ(*^^*)ノこれからの展開もぜひお楽しみください(o^^o) (2019年2月25日 0時) (レス) id: dd63ad0ef7 (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - ちょこまみれのましゅまろさん» こんばんは、初めまして！コメントありがとうございますヽ(*^^*)ノそう言っていただけて本当に嬉しいです！これから更に怒涛の展開が待っています！ぜひこれからもご愛読して頂けると嬉しいです(o^^o) (2019年2月25日 0時) (レス) id: dd63ad0ef7 (このIDを非表示/違反報告)
yu;na___(プロフ) - 1からゆっくり読ませていただきました、これが原作なんじゃないかって錯覚してしまうほど作者様の夢主の入れ込み方が上手で、感動しっぱなしでした…グレイとの結婚式楽しみにしています^^*頑張ってください！ (2019年2月17日 17時) (レス) id: 335756cb31 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこまみれのましゅまろ - コメント失礼します。1から順番に読んできました。月狼やアレンが死んだと言うかいなくなって、白龍が目の前から一度消えたときもそうですが、感動しっぱなしで涙が止まらなかったです。これからも頑張ってください！応援してます！！ (2019年2月13日 23時) (レス) id: 850345dca1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルル | 作成日時：2018年3月9日 20時
