☆はじまりのテーゼ �� ☆ ページ40
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元議長「ワシの家をメチャクチャにしおって！！」
冥府の門ギルドがある冥界島
その廊下を歩く老人、元議長は怒りに声を荒らげた
フランマルス「いやしかし、作戦成功後の富は、おいくらかおいくらか」
元議長の隣を歩く九鬼門の一人、フランマルスはゲヘヘと下品な笑みを浮かべる
元議長「エルザたちはどうした」
フランマルス「キョウカ様の拷問にかかっては、惨めな最期になるでしょうな」
元議長は冥府の門と手を組んでいた
しかし、それに気づくことのなかったエルザとミラは、元議長の護衛として赴き、冥府の門の囚われた
元議長「何じゃあれは」
ふと、窓から外を見てみれば、何かがこちらに向かって飛んでくるではないか
鳥のような、しかし、大きさはそれよりも大きく人の様にも見える
フランマルスと元議長が焦りだした時、勢い良く飛び込んで来た者の拳が元議長を捉えた
ナ「見ィつけたぞォォオオオオ！！！！！」
その拳は外壁を砕き、元議長を煉瓦造りの床にのめり込ませる
フランマルス「侵入者！！？？」
ナ「エルザとミラはどこだっ！！！！」
元議長の思惑に気づき、匂いを頼りに冥府の門のギルドを見つけ出したナツとハッピー
ナツはフランマルスに向かって「二人を返せ！！！」と叫ぶ
ナ「火竜の握撃！！！！！」
ドンッッッ！！！！！
激しく燃え盛る炎が敵を襲うが、フランマルスは倒れない
ハ「ナツの炎をあんなに至近距離で受けたのに……！！」
シルバー「フランマルス、もういい
ここは俺に任せな」
フランマルス「シルバー様」
その男が現れた瞬間、周囲の温度が一気に下がった
周りを凍てつかせる様な冷気に、身震いをする
シルバー「お前だな？太陽の村の氷を溶かしたのは」
ナ「お前があの村を凍らせたのか」
不敵な笑みを浮かべるシルバーを睨むナツ
フランマルスはその隙に、伸びてしまった元議長を連れてその場を離脱する
シルバー「いやー、感謝してるぜ
どうやら俺の勘違いであの村を凍らせちまったらしいんだわ」
あっけらかんと話すシルバーに、ナツは唖然としながらも、彼の匂いに反応した
ナ「グレイ……」
そう、シルバーの匂いは彼の仲間のソレに良く似ていた。グレイに似ていたのだ
その瞬間、ナツの身体は冷気に包まれ凍りついた
シルバー「汚らわしい名前を出すなよ」
吐き捨てられたシルバーの声は、彼の纏う冷気の様に冷たかった
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はっち(プロフ) - うわぁぁぁ！ゆっと再会したと思ったら！最後の終わりー！！続編楽しみです！！ (2019年4月9日 15時) (
レス) id: 031bd78554 (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - yu;na___さん» こんばんは、初めまして！コメントありがとうございます！！この小説を楽しんでいただけたようで、作者としましてもとても嬉しいですヽ(*^^*)ノこれからの展開もぜひお楽しみください(o^^o) (2019年2月25日 0時) (レス) id: dd63ad0ef7 (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - ちょこまみれのましゅまろさん» こんばんは、初めまして！コメントありがとうございますヽ(*^^*)ノそう言っていただけて本当に嬉しいです！これから更に怒涛の展開が待っています！ぜひこれからもご愛読して頂けると嬉しいです(o^^o) (2019年2月25日 0時) (レス) id: dd63ad0ef7 (このIDを非表示/違反報告)
yu;na___(プロフ) - 1からゆっくり読ませていただきました、これが原作なんじゃないかって錯覚してしまうほど作者様の夢主の入れ込み方が上手で、感動しっぱなしでした…グレイとの結婚式楽しみにしています^^*頑張ってください！ (2019年2月17日 17時) (レス) id: 335756cb31 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこまみれのましゅまろ - コメント失礼します。1から順番に読んできました。月狼やアレンが死んだと言うかいなくなって、白龍が目の前から一度消えたときもそうですが、感動しっぱなしで涙が止まらなかったです。これからも頑張ってください！応援してます！！ (2019年2月13日 23時) (レス) id: 850345dca1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルル | 作成日時：2018年3月9日 20時
