☆災いの内の光 �� ☆ ページ33
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ラクサス『必ず全員連れて帰れ
それがお前の仕事だ』
血に染った唇でそう言うラクサスが、ルナの脳裏に浮かんだ
そして、彼等をここまで苦しめた元凶"テンペスター"の姿も彼女にはハッキリと見えたのだ
月光石「無闇に力を使うものじゃないよ」
そんな呆れた声が、ルナの心の中で響く
彼女は、人気のないギルドの階段で膝を抱えて蹲っていた
「あたしに出来ることは……しようと思ったの……」
彼女の力は対象とする相手の痛みや苦しみを受け入れ、分かち合う力
そして、その一環として彼女の中に対象者の記憶も流れ込んでくる
月光石「それで、貴方はラクサス達の記憶を以て、何をしようと？」
「それはーー」
ルナの言葉が途切れる。それは彼女に近づく気配を感じたからだ
グ「ルナ」
そっと名前を呼ばれ、ルナはグレイに眉を下げて微笑んだ
彼が隣に腰を下ろせば、ルナは「ごめん」と謝る
「結婚式の予定……少し、伸びちゃうかも」
グ「そうか……無理だけは、しないでくれ」
「ありがとう……」
ルナはグレイに抱きついた。彼はそれに応える様に、彼女の華奢な背中に腕を回す
肩が震えているのは、彼女の怒りと悲しみの現れ
抱き締め合う身体が離れれば、彼女は凛とした声で言った
「街に行ってくるわ」
.
ナ「戦争だァ！！！冥府の門は一人残らずぶっ潰してやる！！！」
妖精の尻尾のギルドで、ナツはそう叫んでいた
すると、マスター・マカロフは落ち着いた声で「情報が少なすぎる」と言った
闇ギルド、バラム同盟の一角である彼等のギルドは、本部も構成人数も闇に包まれている
ル「一つ、分かっているのは……"狙いは評議員"ってことね
現評議員だけではなく、元評議員まで狙ってる」
グ「だったら、元評議員の家に行けば向こうから来るってことじゃねぇか」
マカオ「しかし、元評議員の住所を知る者はいない」
ロキ「いいや、そうでもないよ」
そう言い颯爽と現れたのは、黄道十二門の星霊にして妖精の尻尾の魔導士、レオことロキ
ロキ「元評議員の住所なら僕が知ってる。全員ではないけどね」
なぜ知っているのか、と疑問をぶつけたウェンディにロキは耳元でその理由を話す
すると、ウェンディは真っ赤になった
ル「女ね」
そして、ロキの情報から四名の元評議員の住所が判明した
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はっち(プロフ) - うわぁぁぁ！ゆっと再会したと思ったら！最後の終わりー！！続編楽しみです！！ (2019年4月9日 15時) (
レス) id: 031bd78554 (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - yu;na___さん» こんばんは、初めまして！コメントありがとうございます！！この小説を楽しんでいただけたようで、作者としましてもとても嬉しいですヽ(*^^*)ノこれからの展開もぜひお楽しみください(o^^o) (2019年2月25日 0時) (レス) id: dd63ad0ef7 (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - ちょこまみれのましゅまろさん» こんばんは、初めまして！コメントありがとうございますヽ(*^^*)ノそう言っていただけて本当に嬉しいです！これから更に怒涛の展開が待っています！ぜひこれからもご愛読して頂けると嬉しいです(o^^o) (2019年2月25日 0時) (レス) id: dd63ad0ef7 (このIDを非表示/違反報告)
yu;na___(プロフ) - 1からゆっくり読ませていただきました、これが原作なんじゃないかって錯覚してしまうほど作者様の夢主の入れ込み方が上手で、感動しっぱなしでした…グレイとの結婚式楽しみにしています^^*頑張ってください！ (2019年2月17日 17時) (レス) id: 335756cb31 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこまみれのましゅまろ - コメント失礼します。1から順番に読んできました。月狼やアレンが死んだと言うかいなくなって、白龍が目の前から一度消えたときもそうですが、感動しっぱなしで涙が止まらなかったです。これからも頑張ってください！応援してます！！ (2019年2月13日 23時) (レス) id: 850345dca1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルル | 作成日時：2018年3月9日 20時
