☆妖精の唄 �� ☆ ページ23
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ウォーロッド「私はメイビスと共に妖精の尻尾をつくった創成期メンバーの一人
君らの大先輩じゃよ」
グ「な！？」
ナ「マジか……」
一同に驚きが走る
そんな中で、ルーシィは合点がいった
同じ聖十大魔道の一人であるマスター・マカロフが、「絶対に粗相のないように」と念を押した訳が分かったのだ
それは、ウォーロッドが聖十大魔道である以上に、ギルドにとって偉大な人物であったから
ウォーロッド「君達妖精に会えて、私は本当に嬉しかった
メイビスが唱えた"和"ーー血より濃い魂の絆で結ばれた魔導士ギルド」
"仲間"とは心
無条件で信じられる相手
どうか私を頼ってください
私もいつかきっと
貴方を頼ることがあるでしょう
ウォーロッド「その精神は時が流れた今でも君達の心に受け継がれておる」
空には満天の星が輝いている
頬を撫でる風は妖精達が奏でる唄のよう
ウォーロッド「妖精の尻尾はメイビスが想いが根底にある
そして、その想いはメイビスが人々と触れ合うことで生まれた」
古い記憶を呼び起こすウォーロッドの目は、優しく細められていた
ウォーロッド「楽しい事と同じくらいに、悲しいことも辛いこともあった
そんなたくさんの経験の中でメイビスは成長していった
そして、"獣奏者"と名乗る少女に彼女は出会ったのだ」
その言葉が誰を指し示すか、ルナには容易に分かった
「……A……」
始まりの獣奏者。未だ謎に包まれた不思議な少女
ウォーロッド「……あれは人とは違う
全知全能、紛れもなくあれは神にも等しい存在だった」
「……あの少女は……あなたから見てどうだった？
"善"………それとも……"悪"？」
ルナの問いかけに、ウォーロッドは首をゆっくりと横に振った
ウォーロッド「ワシには計りようがない
そもそも人知の及ぶモノなのかも分からぬモノだ」
風に靡くエメラルドグリーンの長い髪
煌めく黄金の瞳はその身の気高さを示す
人間がどんなに手を伸ばそうとも届かない、そんな
場所に佇み微笑む
そんな少女だった
ウォーロッド「それでも、ワシには分かる
君の中にはしっかりとギルドの精神が流れている
だから、大丈夫じゃよ」
少し驚いたように、水色の瞳が揺れる
そして、珊瑚色の唇が柔らかな弧を描いた
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はっち(プロフ) - うわぁぁぁ！ゆっと再会したと思ったら！最後の終わりー！！続編楽しみです！！ (2019年4月9日 15時) (
レス) id: 031bd78554 (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - yu;na___さん» こんばんは、初めまして！コメントありがとうございます！！この小説を楽しんでいただけたようで、作者としましてもとても嬉しいですヽ(*^^*)ノこれからの展開もぜひお楽しみください(o^^o) (2019年2月25日 0時) (レス) id: dd63ad0ef7 (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - ちょこまみれのましゅまろさん» こんばんは、初めまして！コメントありがとうございますヽ(*^^*)ノそう言っていただけて本当に嬉しいです！これから更に怒涛の展開が待っています！ぜひこれからもご愛読して頂けると嬉しいです(o^^o) (2019年2月25日 0時) (レス) id: dd63ad0ef7 (このIDを非表示/違反報告)
yu;na___(プロフ) - 1からゆっくり読ませていただきました、これが原作なんじゃないかって錯覚してしまうほど作者様の夢主の入れ込み方が上手で、感動しっぱなしでした…グレイとの結婚式楽しみにしています^^*頑張ってください！ (2019年2月17日 17時) (レス) id: 335756cb31 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこまみれのましゅまろ - コメント失礼します。1から順番に読んできました。月狼やアレンが死んだと言うかいなくなって、白龍が目の前から一度消えたときもそうですが、感動しっぱなしで涙が止まらなかったです。これからも頑張ってください！応援してます！！ (2019年2月13日 23時) (レス) id: 850345dca1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルル | 作成日時：2018年3月9日 20時
