☆死神の鎌の矛先 �� ☆ 貴方side ページ7
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ガタンッ
マグノリア駅を出発した電車は、あたし達を乗せてオニバス駅へと向かう
列車 、つまりは乗り物というわけでーー
ナ「ううっ……うっぷ………」
「大丈夫？安定だね、ナツも」
乗り物に異常なほど弱いナツは、すでにグロッキー状態になっていた
グ「なっさけねぇなぁ。ナツはよォ
鬱陶しいから別の席行けよ
つーか、列車乗るな！走れ！！」
エ「まったく……しょうがないな
私の隣に来い」
ル「どけってことかしら…」
エルザの隣に座っている、ルーシィがつぶやいた。これには、ドンマイとしか言いようがない
ボスッッ
エルザはなんの前触れもなく、隣に座ったナツに腹パンをする
エ「少しは楽になるだろう」
グ/ル「………」
「もう少し手加減してあげたら、エールーザ」
エ「そうか？」
ル「そういや…あたし…
フェアリーテイルでナツ以外の魔法見たことないかも」
ル「エルザさんはどんな魔法を使うんですか？」
そう尋ねたルーシィに向かって、エルザは微笑む
エ「エルザでいい」
ハ「エルザの魔法は綺麗だよ
血がいっぱい出るんだ。相手の」
ル「綺麗なの？」
エ「大した事はない…私はグレイとルナの魔法の方が綺麗だと思うぞ」
「そうかな？あたしのはあんまりエルザと変わらないと思うけど…
綺麗といえば、グレイの魔法でしょうね」
隣に座る彼に目を向ければ、グレイは少しばかり首を傾げる
グ「そうか？」
グレイが"彼の魔法"の構えをとる。すると、周りの気温が一気に下がるのを感じた
シュゥゥゥ
冷気が彼の手元に集まったと思えば、その手のひらにフェアリーテイルの紋章を模った氷が乗っていた
ル「わぁっ！！」
グ「氷の魔法さ」
ル「氷ってあんたに似合わないわね♡」
グ「ほっとけっての
つーか、そろそろ本題に入ろうぜ、エルザ
一体何事なんだ？
お前ほどの奴が人の力を借りたいなんて、よほどだぜ」
グレイの言うとおり。あたしが気になっているのは、そこだ
エ「そうだな…話しておこう」
エ「先の仕事の帰りだ。オニバスで魔導士が集まる酒場へ寄った時、
少々気になる連中がいてな…」
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☆死神の鎌の矛先 �� ☆ 貴方side→←☆始まりは銀髪少女との出会い IV☆ 貴方side
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ルル(プロフ) - 美海さん» こんばんは！コメントありがとうございますヽ(*^^*)ノ面白いと言っていただけて光栄です！！ (2017年2月23日 23時) (
レス) id: 2c9c88039a (このIDを非表示/違反報告)
美海 - 面白すぎです(^○^) (2017年2月22日 22時) (レス) id: d6566fb00c (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - ちーさん» こんばんは！コメントのレス、遅れてしまい大変申し訳ありません！！m(_ _)m題名は"獣の奏者"を参考につけさせていただきました(^O^) (2016年12月29日 20時) (レス) id: 7be4fd574b (このIDを非表示/違反報告)
ちー - 獣の奏者と合わせたものですか？ (2016年12月18日 13時) (レス) id: a1ce0bfd0b (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - Sakuraさん» こんばんは！コメント、ありがとうございます！！レスが遅くなってしまい、すいませんでした…>_<… 気に入っていただけて、良かったです！加筆修正をしたので、ぜひまた読み返してみてください！頑張ります(*´ー｀*)ゞ (2016年7月9日 1時) (レス) id: 7be4fd574b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルル | 作成日時：2014年4月12日 15時
