☆罪と罰 �� ☆ 貴方side ページ40
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カエル「これより、魔導裁判を開廷する
被告人、ルナ・グランツよ……証言台へ」
「………」
あたしはゆっくりと証言台へ向かった
前の席には八人の評議員と議長。その中にはジークレインの姿もある
ジークレインがどうして、あたしが黒魔法研究室にいたことやあたしの秘密を知っているのか……
それはわからないが……
とりあえず、ジークレインには黙っていてもらわないといけない…
それとーー
「 ( ウルティア ) 」
ウルはあなたが死んだと言っていた。
なのに、なんであなたが評議員になっているの……？
生きていた…ってこと…？
ウルが死んだことは知っているの……？
じゃぁ、グレイのことは…？
募る疑問はたくさんある…
まぁ、その問いを彼女に発することはないのだろうけど
この先、ウルティアと話す機会なんて来るわけないのだから
今のところ、あたしにもグレイにも危害がないから、あたしが動く必要もない
そんな事を考えている間にも、裁判は進んでいく
議長「目撃証言によると……
犯人は黒い刀を持った、銀髪の女魔導士であり……」
「 ( 黒い刀を持った、銀髪の女魔導士ねぇ……それは、あたししかいないわ ) 」
ドゴォォン！！！！！
「………え…？」
突然大きな音がして、あたしの後ろの壁が吹っ飛んだ
議長「なにごと！？」
ナ「俺が銀髪の女魔導士だーーっ！！！
黒い刀も持ってるぞーーっ！！！
捕まえられるものなら、捕まえてみやがれぇぇっ！！！」
「ええぇ！？」
突然乱入してきた、頭には銀色のカツラ、手にはいかにも偽物の刀を持ったナツは、口から火を出しながら、そんな風に叫んでいる
ナ「俺がルナだァ！！！
コラァァ！！！
何の罪だか、言ってみやがれーーーーっ！！！
それぁ、ギルドマスターの命よりも重てぇ罪なんだろうなァ！！！」
「………く……ぷ…っ……」
静まりかえった議場。口をあんぐりと開けたものがほとんどだが、ジークレインやウルティアは笑っている
そして、あたしの我慢は限界だった
「あははははっ！！！！
もう、何やってるのー？おっかし〜〜！」
裁判にこんな形で乗り込んでくる人はそうそういない、とあたしはおなかを抱えて大笑い
議長「ふ…二人を牢へ」
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☆罪と罰 IV☆ 貴方side→←☆罪と罰 �� ☆ ルーシィside
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ルル(プロフ) - 美海さん» こんばんは！コメントありがとうございますヽ(*^^*)ノ面白いと言っていただけて光栄です！！ (2017年2月23日 23時) (
レス) id: 2c9c88039a (このIDを非表示/違反報告)
美海 - 面白すぎです(^○^) (2017年2月22日 22時) (レス) id: d6566fb00c (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - ちーさん» こんばんは！コメントのレス、遅れてしまい大変申し訳ありません！！m(_ _)m題名は"獣の奏者"を参考につけさせていただきました(^O^) (2016年12月29日 20時) (レス) id: 7be4fd574b (このIDを非表示/違反報告)
ちー - 獣の奏者と合わせたものですか？ (2016年12月18日 13時) (レス) id: a1ce0bfd0b (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - Sakuraさん» こんばんは！コメント、ありがとうございます！！レスが遅くなってしまい、すいませんでした…>_<… 気に入っていただけて、良かったです！加筆修正をしたので、ぜひまた読み返してみてください！頑張ります(*´ー｀*)ゞ (2016年7月9日 1時) (レス) id: 7be4fd574b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルル | 作成日時：2014年4月12日 15時
