☆荘厳な導き �� ☆ 貴方side ページ26
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「今イイトコなんだから、見てなさい、ルナちゃん♡」
あたしの名前を呼んだその独特な声に確かに聞き覚えがある。振り向けば、そこには右腕に天馬の紋章を入れたスキンヘッドの男の人が
「ボブさん！！」
エ「
ボブ「ルナちゃんに、エルザちゃん！大きくなったわね！」
「うわぁ、すごく久しぶりね！
って、それよりカゲヤマを止めなきゃ！」
？「黙ってなって
面白ぇトコなんだからよ」
「ゴールドマインさん！」
あたしの後ろからそう声をかけたのは、サングラスをかけた男、
マスター・マカロフ(以下 マ)「何も変わらんよ」
水面に立つ穏やかな波の様に、静かなマスターの声はあたしの意識を惹きつけた
マ「弱い人間はいつまでたっても弱いまま
しかし、弱さの全てが悪ではない
もともと人間なんて弱い生き物じゃ
一人じゃ不安だから、ギルドがある。仲間がいる」
マ「強く生きる為に寄り添いあって歩いていく
不器用な者は人より多くの壁にぶつかるし、遠回りをするかもしれん
しかし明日を信じて踏み出せばおのずと力は沸いて来る
強く生きようと笑っていける
そんな笛に頼らなくても、な」
静かで荘厳なマスターの言葉以上に今のカゲヤマを鎮めるのに最適なモノはないだろう
カゲヤマ「参りました」
カゲヤマは地面にララバイを落とし、がくりと膝をついた
「マスターーー！！」
あたしが急いでマスターに駆け寄れば、マスターは目を見開いた
マ「ぬおぉお！！ルナ！！
それと、エルザ、ナツ、グレイ、ルーシィ、ハッピー！！
なぜここに！！？」
「すごいわ！！マスター！！
すごいすごい！！」
マ「ルナ！わかったから！握った手を振り回さないでくれい！痛い痛い」
エ「さすがです！！
今の言葉、目頭が熱くなりました！！」
グ「一件落着だな！」
誰もが、この事件が終わったと思ったその瞬間ーーー
？「カカカ…どいつもこいつも根性ねぇ魔導士どもだ
もうガマンできん
ワシが自ら喰ってやろう」
声は確かに、地面に転がったララバイから聞こえる
「ふ、ふ、ふ…
笛が喋ったぁ！？」
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☆笛の怪物 �� ☆ 貴方side→←☆荘厳な導き �� ☆ 貴方side
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ルル(プロフ) - 美海さん» こんばんは！コメントありがとうございますヽ(*^^*)ノ面白いと言っていただけて光栄です！！ (2017年2月23日 23時) (
レス) id: 2c9c88039a (このIDを非表示/違反報告)
美海 - 面白すぎです(^○^) (2017年2月22日 22時) (レス) id: d6566fb00c (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - ちーさん» こんばんは！コメントのレス、遅れてしまい大変申し訳ありません！！m(_ _)m題名は"獣の奏者"を参考につけさせていただきました(^O^) (2016年12月29日 20時) (レス) id: 7be4fd574b (このIDを非表示/違反報告)
ちー - 獣の奏者と合わせたものですか？ (2016年12月18日 13時) (レス) id: a1ce0bfd0b (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - Sakuraさん» こんばんは！コメント、ありがとうございます！！レスが遅くなってしまい、すいませんでした…>_<… 気に入っていただけて、良かったです！加筆修正をしたので、ぜひまた読み返してみてください！頑張ります(*´ー｀*)ゞ (2016年7月9日 1時) (レス) id: 7be4fd574b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルル | 作成日時：2014年4月12日 15時
