☆風の檻 �� ☆ 貴方side ページ22
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白「この先もずっと、言わないつもりか？」
「今は言えない…でも、ずっと隠しておく気もないよ
あたしがその事を告げる時は、あたしがフェアリーテイルを去る時」
白「奏者……」
「ずっとフェアリーテイルにいられないことは分かってる…
でも…今はフェアリーテイルにいたい…
甘いよね…あたし」
でも…今だけは……この陽だまりのように温かい日常の中にいたい。
そう願うことさえも罪だとしても、今だけは……。
「暗い話になっちゃったね、ごめん
今はエリゴール達を止める事を考えよう！」
白「ああ、そうだな！」
白「 ( 無理して笑っていることぐらい、バレバレなんだよ…奏者
本当は辛くてたまんねぇくせに
俺たち魔神獣には何もできない
早く、奏者の所へ来てくれ……
ーーーーアレン ) 」
.
グ「ルナーー！！」
エ「待たせたな！」
それからしばらくして、グレイとエルザが走って帰って来た
二人と一緒にナツとルーシィ、それにハッピーもいる
「みんな！カゲヤマは見つかった？」
グ「見つかったが、こんな状態だ」
グレイが背中に背負っていた人を地面に下ろす。それは間違えなくあたし達が捜していた人物だ
「うそ…！！どうしてこんなことに！？」
グ「実はな…」
グレイ達の話によると、カゲヤマはナツとの戦いに敗れ、そしてアイゼンヴァルトの一人に剣で体を貫かれたらしい
おそらく、仲間に見切られ、口封じのためにやられたのだろう
「酷い……仲間なのに…！」
グ「ルナ…」
「でも…どうしよう…
この魔風壁を解かないと、駅の外には出られない…」
バチィィイ
ナ「ぎゃああああっ！！！！」
あたし達の話している横から、悲鳴が聞こえてきた。ナツが魔風壁に突っ込んだようだ
「な、何やってるの！？怪我するわよ！」
白「奏者が言えたこっちゃねぇだろ」
「………」
ナ「くそぉおおおっ！！！
こんなモン突き破ってやるぁっ！！」
そう言って勢いよく魔風壁に突っ込む、ナツ。でも、魔風壁は解けない
グ「バカやろう…
力じゃどうにもなんねぇんだよ」
ル「やめなさいって！！！」
ルーシィがナツに腕を回し、止める
エ「くそっ！！どうすればいいんだ！！！」
マスター達に危機が迫っているのに、あたし達は完全に行き詰まってしまった
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☆風の檻 �� ☆ 貴方side→←☆風の檻 IV ☆ 貴方side
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ルル(プロフ) - 美海さん» こんばんは！コメントありがとうございますヽ(*^^*)ノ面白いと言っていただけて光栄です！！ (2017年2月23日 23時) (
レス) id: 2c9c88039a (このIDを非表示/違反報告)
美海 - 面白すぎです(^○^) (2017年2月22日 22時) (レス) id: d6566fb00c (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - ちーさん» こんばんは！コメントのレス、遅れてしまい大変申し訳ありません！！m(_ _)m題名は"獣の奏者"を参考につけさせていただきました(^O^) (2016年12月29日 20時) (レス) id: 7be4fd574b (このIDを非表示/違反報告)
ちー - 獣の奏者と合わせたものですか？ (2016年12月18日 13時) (レス) id: a1ce0bfd0b (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - Sakuraさん» こんばんは！コメント、ありがとうございます！！レスが遅くなってしまい、すいませんでした…>_<… 気に入っていただけて、良かったです！加筆修正をしたので、ぜひまた読み返してみてください！頑張ります(*´ー｀*)ゞ (2016年7月9日 1時) (レス) id: 7be4fd574b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルル | 作成日時：2014年4月12日 15時
