☆妖精女王と獣奏者 IV ☆ 貴方side ページ16
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ハ「でも、まだ驚くのは早いよ！」
残りの敵はあと数名。その頃になると、最初は余裕そうにしていた奴らも、焦り始める
「「こ、こいつら強えぇ！！」」
「「に、逃げるぞ！！」」
クルリと背を向けて逃げ出した敵。あたしは、はぁ、と呆れたように溜息を吐いた
「敵前逃亡だなんて、情けないことするのね」
そして、あたしは漆穢をもう一度、鞘から抜く
「悪いけど……」
カラン……
鞘が地面に落ちる音が響いた
「逃しはしないわ」
唇に弧を描いたあたしは、地面に深く漆穢を刺す
「…ダーインスレンブ……白龍、召喚！！！！」
あたしがそう叫ぶと、漆穢が黒い光を出し始める
そして、大きな魔法陣があたしの目の前に展開し、そこから白い大きな龍が姿を現した
ル「な、なにこれぇえ！！？
白い……龍！！？」
ハ「"魔神獣"の白龍
ルナは魔神獣と呼ばれる獣を召喚して戦うんだ。原理はルーシィの星霊魔法と似た感じ」
「出番よ、白龍
一発ガツンとやっちゃって！」
白 「ギュュアアア！！！」
白龍は一声鳴くと、敵に向かってブレスを出す
ブォォオオ！！ガッゴゴゴゴッッ！！！
物凄い威力のブレスは瞬く間に敵を一掃し、ホームの壁を倒壊させた
ル「なんて破壊力なの！！？
ってか、やりすぎーーー！！！」
ハ「あい！」
「ありがと、白龍」
白 「……まだ暴れたりねぇよォ
もっと暴れさせろ、奏者ーー！」
ル「しゃ、喋ったぁ！！？」
白 「ん、なんだ？初めて見る顔だな。あんた、誰？？」
「新しい仲間のルーシィだよ」
驚き怯えるルーシィの顔を覗き込む白龍にそう説明する
白 「おー、そうかそうか！よろしくな、ルーシィ」
ル「あ…よ、よろしく…」
「怖がらなくても大丈夫だよ、ルーシィ
白龍は見た目は怖いけど、いい奴だから」
ル「そっかぁ！」
ルーシィが納得したように頷けば、白龍はムッとした
白 「おい、見た目は怖いって酷くねぇか？？」
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☆妖精女王と獣奏者 �� ☆ 貴方side→←☆妖精女王と獣奏者 �� ☆ 貴方side
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ルル(プロフ) - 美海さん» こんばんは！コメントありがとうございますヽ(*^^*)ノ面白いと言っていただけて光栄です！！ (2017年2月23日 23時) (
レス) id: 2c9c88039a (このIDを非表示/違反報告)
美海 - 面白すぎです(^○^) (2017年2月22日 22時) (レス) id: d6566fb00c (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - ちーさん» こんばんは！コメントのレス、遅れてしまい大変申し訳ありません！！m(_ _)m題名は"獣の奏者"を参考につけさせていただきました(^O^) (2016年12月29日 20時) (レス) id: 7be4fd574b (このIDを非表示/違反報告)
ちー - 獣の奏者と合わせたものですか？ (2016年12月18日 13時) (レス) id: a1ce0bfd0b (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - Sakuraさん» こんばんは！コメント、ありがとうございます！！レスが遅くなってしまい、すいませんでした…>_<… 気に入っていただけて、良かったです！加筆修正をしたので、ぜひまた読み返してみてください！頑張ります(*´ー｀*)ゞ (2016年7月9日 1時) (レス) id: 7be4fd574b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルル | 作成日時：2014年4月12日 15時
