☆妖精女王と獣奏者 �� ☆ 貴方side ページ15
.
ル「なになに！！？
ルナはバックの中から、武器を出すの！！？」
ルーシィはすごくキラキラした眼差しであたしを見る
ごめん、ルーシィ。武器じゃないんだ。
ル「え……それって……」
あたしがバッグから取り出したモノを目にしたルーシィは、目を丸くした
ル「チョコ……？」
「そう！ミルクチョコレート！
あたしオススメのお菓子屋さんのチョコだから、すっごく美味しいの」
そう説明しながら、チョコが入った袋を開けると、それを頬張った
「ん〜、おいし〜♡」
ル「ちょ！何呑気にチョコなんて食べてるのぉ！？」
ハ「大丈夫！
ルナが戦いの前にお菓子を食べるのは、本気モードに入る余興だから」
「「このアマァ！！！
嘗めやがって！！」」
「嘗めてないよ
あたし、本気でやるから」
ペロリと唇を舐めると、あたしは向かってくる敵の方を向いた
「……漆穢」
そう名を呼べば、別空間にストックされている、その刀はあたしの元にやってくる
ル「黒い日本刀！？」
ハ「漆穢。ルナの武器だよ」
納刀されている漆穢を抜き、鞘を高く上に投げると、敵に向かって駆け出した
「はぁぁあ！！」
ジャキィィ、シャキィィン！！
「「うわぁぁあ"！！！」」
「「ぐぁぁあ"！！！」」
ル「は、はや！」
駆けたまま、一度も足を止めることなく敵を次々に斬っていく
「「このアマァ！！！」」
敵が振り回す剣をよけ、重力のままに体を沈ませる
そのまま、敵の懐ーーつまりあたしの体が敵の腹の前にくる位置に体を動かし、下から上に刀で斬り上げた
「「ぐぁぁあ！！」」
「剣は振り回しても、意味ないし」
血飛沫を上げながら倒れた敵に、そう吐きすてるように言ったあたしは、ちょうど上から落ちてきた鞘を片手でキャッチし、納刀した
ル「す…すごい…！強い！！」
ハ「ルナは運動神経が良くて、すごく剣の使い方が上手いからね！
それにさっきルナがキャッチした、鞘」
ル「ルナが高く上に投げていたやつよね？」
ハ「あい！
ルナは、鞘が落ちてくる時間を計算しながら戦えるんだ
だから、あんなにぴったりのタイミングでキャッチ出来たんだよ」
ル「やっぱりすごい魔導士なんだぁ……」
.
☆妖精女王と獣奏者 IV ☆ 貴方side→←☆妖精女王と獣奏者 �� ☆ 貴方side
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1315人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ルル(プロフ) - 美海さん» こんばんは！コメントありがとうございますヽ(*^^*)ノ面白いと言っていただけて光栄です！！ (2017年2月23日 23時) (
レス) id: 2c9c88039a (このIDを非表示/違反報告)
美海 - 面白すぎです(^○^) (2017年2月22日 22時) (レス) id: d6566fb00c (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - ちーさん» こんばんは！コメントのレス、遅れてしまい大変申し訳ありません！！m(_ _)m題名は"獣の奏者"を参考につけさせていただきました(^O^) (2016年12月29日 20時) (レス) id: 7be4fd574b (このIDを非表示/違反報告)
ちー - 獣の奏者と合わせたものですか？ (2016年12月18日 13時) (レス) id: a1ce0bfd0b (このIDを非表示/違反報告)
ルル(プロフ) - Sakuraさん» こんばんは！コメント、ありがとうございます！！レスが遅くなってしまい、すいませんでした…>_<… 気に入っていただけて、良かったです！加筆修正をしたので、ぜひまた読み返してみてください！頑張ります(*´ー｀*)ゞ (2016年7月9日 1時) (レス) id: 7be4fd574b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ルル | 作成日時：2014年4月12日 15時
