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らっだぁと約束をした日曜日。
メールで指定された公園に向かうと、ワイワイと遊ぶ子供達の中にロボロの姿を見つけた。
「こんにちは...」
rb「ん?あ、Aさん...」
子供を追いかけていたロボロは足を止める。
「これは誤解だ」と何度も状況説明をしてきた。
rb「従兄弟の子供達なんや。今はオスマン達と待ち合わせしてて...ただ暇潰しや！！」
「わかりましたから、誤解も何もしてまへんて！」
ロボロはオスマンとグルッペンと出かける約束をしているらしい。
何時もは忙しいが、たまたま休暇をとれたということで遊ぶんだと。
rb「Aさんも誰かと待ち合わせなん?」
「はい。ら...福田さんっていうバイトの先輩と」
rb「はえー頑張ってな」
「...?」
ロボロさん、何で親指を立てて笑ってるんですか。
「ご、誤解しないでください」
rb「あ、違うんか。すまんな」
まさか、本当にそう思っていたロボロに少々引いてしまう。
近所のガ...子供達への生け贄にしてやろうか?
他にも物騒なことを考えていると、慌てて横断歩道を渡っているらっだぁが見えた。
此方へ着く頃には息を切らしていた。
rd「ごめん、ごめん！ロボロさんは他の人と?」
rb「らっだぁさん?!あ、そうです」
らっだぁが「此方」とまた走り出したので、私はロボロに一礼をしてから彼の背中を追った。
...
rd「到着。今から緑君に会って欲しいんだけど〜」
「みっどと...?」
とある二階建てアパートの203号室。
表札を確認したらっだぁは、インターホンを鳴らした。
一回...二回...三回...四回...五回目...
何度も何度もトライしていたらっだぁは大きなため息を漏らした。
rd「何時もこうなんだよねぇ〜...」
「ねぇ、みっど留守?」
rd「いや、絶対いる。コンちゃんから一緒にゲームしたって聞いた」
少ない情報で確信をつくらっだぁを凄いと感じた。
「緑君何かあったん?」
rd「それがねぇ...」
前世の記憶を思い出した代わりに、現世の記憶が無くなったんだよね。
私は平然と話すらっだぁを見つめた。
青い瞳は扉だけをじっと真っ直ぐに見つめている。
詩恵深さんと俺と緑君は、営業の取引先との打ち合わせで知り合った。
今では二人ともその会社辞めたけどねw
打ち合わせも終わって帰ろうとしたときに、妙なことを聞かれた。
si「前世を知りたくないですか?」
緑君はヤダって即答だったけど、俺は彼女に吸い込まれる様に「知りたい」って言ってしまった。
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葡萄。 - わんぱんさん» 最初から見て頂きありがとうございます!!楽しんでいただけたようで何よりです!(^∀^) (2020年8月17日 12時) (
レス) id: 0d09c9d04a (このIDを非表示/違反報告)
わんぱん - 最初から見てきました！面白かったです！素敵な作品をありがとうございました！(^o^) (2020年8月16日 22時) (レス) id: b542029aeb (このIDを非表示/違反報告)
わんぱん - シリーズ物の途中から読んでることにたった今気づきましたww最初から見てきます！(｀・ω・´) (2020年8月16日 20時) (レス) id: b542029aeb (このIDを非表示/違反報告)
葡萄。 - レモンさん» ありがとうございます!恥ずかしい...。 (2020年5月8日 23時) (レス) id: 0d09c9d04a (このIDを非表示/違反報告)
レモン - 何回も見たくなります。泣ける (2020年5月7日 16時) (レス) id: a277319c5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葡萄。 | 作成日時：2020年1月23日 23時
