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次はオスマンの隣に座っていたひとらんが立ち上がる。
赤いばつ印のマスクは現世でも変わっていなかった。
ht「ひとらんらんだよ。長いからひとらんって呼んで。
俺は詩恵深さんと同級生だったんだ。
趣味は畑作り。よろしくね」
私はひとらんの「よろしくね」に応えることができなかった。
胸に残る罪悪感がどっと押し寄せてきたのがわかった。
rb「俺はロボロ...ut「ホビット」黙れ」
次に自己紹介してくれたのはロボロ。
「天」と書かれた布を着けて身長もさほど変わっていない。
姉とは大学の時に知り合ったそうで、一度は姉に告白したらしいがフラれたんだと。
そうシャオロンに暴露されていて可哀想だと私は両手を合わせた。
ci「チーノです！詩恵深さんとの接点はあまり無いですが、バイトの時にお世話になりました！！」
rb「あれ、チーノ...バイトしてたっけ」
tn「俺知ってるで。合コンで詩恵深さんを気に入って、電話番号を手に入れて舞い上がってんの」
「はぁ...まあ、よろしくお願いします」
次に自己紹介してくれたのはチーノ君。
チーノ君ってこんな子だったんだな。
問答無用に殺してしまって申し訳ないような?
そもそも姉は合コンに行ってたのか。
仏壇に代わりといってはなんだけど...シャークんの電話番号置いておこう。
ci「部下でもありましたよ！！」
gr「わかったからチーノ。コネシマにお茶を出してやれ」
ci「了解しました！」
ルンルン気分でチーノ君は部屋を出ていった。
どうしてそんなにも楽しそうなのだろうか。
gr「あと二人いるのだが、仕事の都合上今日は無理だ。またの機会に紹介しよう」
二人。
一人はぺ神で間違いないだろう。
もう一人は...我々国に情報をくれたあの人のことだろうか。
shp「遅れました」
kn「おぉ！ショッピ、遅かったな」
shp「えぇ。ちょっといろいろありまして」
ショッピ君は鋭い眼差しで大先生を睨んでいた。
ci「コネシマさん、お茶です」
kn「なんかすまんな。ありがとな」
戻って来たチーノ君がコネシマにお茶だと言ってコップを渡す。
お茶にしては色素が濃い気がするが...
コネシマは気にせず口にお茶?を含んだ。
kn「しょっぺぇぇ！！！！お、お前何入れたん?!」
ht「汚い！！」
os「汚いめう！！」
口に含んだ瞬間、コネシマはお茶ではない液体を目の前に座っていた二人に飛ばした。
そして、ひとらんとオスマンはむせるコネシマに罵倒を浴びせている。
なんと、お茶の正体はめんつゆだった。
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葡萄。 - わんぱんさん» 最初から見て頂きありがとうございます!!楽しんでいただけたようで何よりです!(^∀^) (2020年8月17日 12時) (
レス) id: 0d09c9d04a (このIDを非表示/違反報告)
わんぱん - 最初から見てきました！面白かったです！素敵な作品をありがとうございました！(^o^) (2020年8月16日 22時) (レス) id: b542029aeb (このIDを非表示/違反報告)
わんぱん - シリーズ物の途中から読んでることにたった今気づきましたww最初から見てきます！(｀・ω・´) (2020年8月16日 20時) (レス) id: b542029aeb (このIDを非表示/違反報告)
葡萄。 - レモンさん» ありがとうございます!恥ずかしい...。 (2020年5月8日 23時) (レス) id: 0d09c9d04a (このIDを非表示/違反報告)
レモン - 何回も見たくなります。泣ける (2020年5月7日 16時) (レス) id: a277319c5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葡萄。 | 作成日時：2020年1月23日 23時
