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応援練習ねぇ...?
学ランに着替えた...着替えさせられたトントンは赤組団の先頭に立っている。
現在行われているのは応援練習。
明日の組団の陣地選択で勝負する応援合戦を練習しているのだ。
rb「トン氏かっこええな〜」
「ロボロが着たらぶかぶかだろーなー」
逆にカッコいいではなく可愛くなりそう()
ht「ほら、トントンが頑張ってるんだから俺らも頑張ろ」
そういって純粋に笑える日が続けばよかったんだ。
会話する私を見て、組団の皆は不快な顔をした。
...
それは昨日の出来事だった。
掃除が終わった時に、李さんから呼び出された。
ri「後輩であんたに告白したいって奴がいるの」
疑った。そんなことあり得ないと思った。
そんなことがあってはいけないと思った。
「いーよ」
でも断ってはいけないと思って、私は承諾した。
嫌な予感は的中してしまい、連れてこられたのは体育館裏。
ri「生徒会長だからって、調子乗ってる?wイケメンに囲まれてさぞご満悦ですね」
「調子には乗ってません。普通に接していただけです」
こうなることは知ってた。
ri「はあ?まぁいーや。やっちゃおうぜ〜」
李の後ろから出てきた彼女の取り巻き。
二人に私はサンドバックにされた。
あーあ、制服が汚れた。私の脳内はその時でも冷静だった。
a子「ねぇ、知ってる?歴代の生徒会長ってモテモテで成績も一位だったんだよ?」
b子「その伝説もあんたで途絶えたね」
生徒会長だから
生徒の代表だから
何でも完璧でなければいけないのか。
そういう雰囲気を歴代の先輩方が造り上げてきた。
「つまり...生徒会長はグルッペンの方がふさわしいってこと?」
a子「そうよ」
確かにグルッペンの方が私より優秀だ。
私は拳を無意識に作った右手を押さえた。
言い返したら負けだ。
私の負けだ。
「......」
壁に背中を預けて、私は意識を手離した。
...
そんあとは...ぺ神に家まで送ってもらって、制服もレンタルをもらった。
そして今日、私は此処にいる。
tn「はぁ...疲れたわ」
「お疲れ〜はい、水」
へとへとになったトントンは椅子にどかりと座った。
ひとらんとロボロはそんなトントンを見て笑っていた。
tn「ヒノ、どうしたん?」
「え、ん?何でもあらへんよ！」
心配されたくない。
私が殺してしまった彼らに、助けを呼べる顔が無い。
「何でもないわ！！」
だから笑う。
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葡萄。 - きらさん» 当てられちゃいました... (2020年3月15日 0時) (
レス) id: 0d09c9d04a (このIDを非表示/違反報告)
きら(プロフ) - もしかしてぴくとさん覚えてる？ (2020年3月15日 0時) (レス) id: 18dddafee1 (このIDを非表示/違反報告)
葡萄。 - しおっちさん» ほ...本当だ！！凄い...なんか物騒なものばかりだ！！ (2020年3月3日 23時) (レス) id: 0d09c9d04a (このIDを非表示/違反報告)
しおっち - 凄くないですか！！ (2020年3月3日 20時) (レス) id: 521a219ebb (このIDを非表示/違反報告)
しおっち - １８７８２(嫌な奴)＋１８７８２(嫌な奴)＝３７５６４(皆殺し)になりますよ！ (2020年3月3日 20時) (レス) id: 521a219ebb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葡萄。 | 作成日時：2020年1月23日 21時
