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体操着に着替えて体育館に向かう。
友人とわちゃわちゃしながら行く皆を横切ってすたすたと一人で歩いていった。
六時限目 体育
体育...運動神経は良い方だと思う私は、ボールを蹴りあう皆を横目にゴール前で構える。
今やっている球技はサッカー。
隣のコートで白熱している男子は、それなりに衝突もあり怪我人が出てきている。
「あー...何で私がキーパーなん?」
身長も高いわけではないし、反応は良いとしてもボールを弾けるかどうか。
「ヒノ！！」
「うぇ?ひゃ...」
顔面真っ直ぐに飛んできたボールをしゃがんで回避する。
怪我は無かったとは言え、相手に点が加算された。
ri「はあ?マジでさ、キーパーなんだからちゃんとしいや！！」
「ご、ごめん」
あーあ、女の戦いって怖いな。
体育も恋愛も。
ri「生徒会だからって調子乗りすぎやろwイケメンに囲まれて力失われたんちゃう??」
「......」
そんなこと言ってる暇があるならボールを追ってください。
先ほどから絡んでくる女子、川下 李。
バレー部のため、私よりも身長は高いしめっちゃ可愛い。
でも性格が悪い。
rd「はーいしゅーりょー」
体育三年生担当の猿山らだ男...らっだぁ先生の掛け声で試合は終了。
0-2で私のいるチームは負けた。
「はぁ...疲れたー」
犬走りのところに座った私は大きく深呼吸をした。
イラついた心を安定させなければ。
sha「ほれ、ヒノ」
「ひゃっこ...！！シャオちゃん?!」
水で濡らしたハンカチを私の顔に投げつけてきたのはシャオロン。
笑った顔は太陽の様に眩しい。
「あ"ーこえぇ〜...」
sha「何が怖いん?」
首をかしげるシャオちゃんは微妙にw可愛い。
「ほら、つらいとか疲れたっていう時に使うやん?」
sha「そうなんや。てか、西じゃなくて東の方ちゃうん?」
「せやよ。おばあちゃんは東の民や」
関西では使わないのかな?
私はシャオロンにハンカチを返して、立ち上がり際にぐっと背伸びをする。
「さぁー生徒会長頑張るぞい」
sha「体育祭もうすぐやな〜」
かれこれ体育祭まであと三週間をきった。
そろそろ議案書を提出しなければヤバい。
もうすでに組団の振り分けが決まっていて、今日の朝から掲示板に貼り出されていた。
ちなみに
赤組団はトントン、ロボロ、ひとらん。
青組団は大先生、グルッペン、コネシマ、チーノ君。
緑組団はゾム、オスマン、シャオロン、ショッピ君。
私はというと赤組団に振り分けられた。
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葡萄。 - きらさん» 当てられちゃいました... (2020年3月15日 0時) (
レス) id: 0d09c9d04a (このIDを非表示/違反報告)
きら(プロフ) - もしかしてぴくとさん覚えてる？ (2020年3月15日 0時) (レス) id: 18dddafee1 (このIDを非表示/違反報告)
葡萄。 - しおっちさん» ほ...本当だ！！凄い...なんか物騒なものばかりだ！！ (2020年3月3日 23時) (レス) id: 0d09c9d04a (このIDを非表示/違反報告)
しおっち - 凄くないですか！！ (2020年3月3日 20時) (レス) id: 521a219ebb (このIDを非表示/違反報告)
しおっち - １８７８２(嫌な奴)＋１８７８２(嫌な奴)＝３７５６４(皆殺し)になりますよ！ (2020年3月3日 20時) (レス) id: 521a219ebb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葡萄。 | 作成日時：2020年1月23日 21時
