15話 ページ17
「それじゃあな、A!」
「勉強大変だと思うけど…頑張ってね、A!」
「ありがとう!二人も何か、いい手がかりがあるといいね。」
エドとアルは、マスタングに紹介されたタッカー氏の元へと訪れた。
そして、二人と別れたAは、マスタングと共にまた車へと乗り込む。
「さてと……A、先ずは日常品を買いに行こうか。」
「…え、日常品?」
「見たところ、他に着る服を持っていなさそうなのでな。それに、何も無いと不便だろう?」
「えっ、で、でも私……家、ないですし…。」
Aは少し、下に顔を俯かせる。考えてみれば、国家試験を受けると決意したものの、住む家がなければこの世界で生きていくことは不可能だろう。
「あぁ、その事なんだが……A、私の家に住まないか?」
「……たっ、大佐の家に!?」
「戸籍がない以上、ホテルに泊まらせることは出来ないからね。…実は、私の家に空いている部屋が幾つかあるんだ。そして、錬金術の基礎に関する本もある。」
どうかな、と少し首を傾げこちらを見るマスタングは、とても優しい目をしていた。
「…ほ、本当にいいんですか?」
「私としては、家に帰って笑顔で迎えてくれる人が居てくれたら、嬉しいのだがな?」
────そんなこと言われたら、
「…っ、私が、迎えるしかないじゃないですか…」
Aの目から、初めて一筋の涙が流れた。しかし、それとは裏腹に、笑顔だった。
「宜しく、お願いしますっ……!!」
─────────────────────
わぁ…恐ろしい程にマスタング寄りになってしまっている←
そして自分が何を書きたいのかも分からかくなってきた…すみません。
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キラ(プロフ) - とても面白いです!更新楽しみに待ってます! (2018年11月3日 17時) (レス) id: 4b08e8e764 (このIDを非表示/違反報告)
レモン - エド落ちキタあああ! (2018年9月30日 12時) (レス) id: 4351e9dc27 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - すごいなあ、彼女ちゃんは身体はってでも、二人を守ろうしたのね、それにエドは彼女ちゃん好きなんだ次回はどうなるのかな楽しみです (2018年7月3日 8時) (レス) id: 593bd57e41 (このIDを非表示/違反報告)
まーぶる(プロフ) - 晋陽さん» ひぇぇぇコメントありがとうございます!!頑張ります!これからも宜しくお願いします!ちなみに私もグリリン好きです← (2018年1月29日 22時) (レス) id: 88c9b03fcd (このIDを非表示/違反報告)
晋陽 - とっても面白いです!更新頑張って下さい!ちなみに、グリリンが好きです!← (2018年1月29日 19時) (レス) id: 8ef45f8c23 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まーぶる | 作成日時:2017年12月27日 13時