三十一花咲いて。 ページ37
アジア地区第一戦で勝利をおさめたイナズマジャパン。
その勢いがあってか、練習も心なしかみんな順調に見える。
そんな中、ゆっくりとグラウンドへ歩いてくる久遠。
練習していた者の視線は、自然と久遠へ集まる。
久遠「全員集合！」
〜食堂にて〜
久遠「フットボールインターナショナル、アジア予選、第二の相手が決まった。」
その言葉を聞いて、周りの空間が張り詰める。
久遠「カタール代表、デザートライオンだ。」
円堂「デザートライオン？」
壁山「どんなチームなんスか？」
春奈の情報によれば、鉄壁の守備が武器だったビッグウェイブスとは違い、
強じんな足腰と底知れない体力を持つ、スタミナ勝負のチームのようだ。
監督はデザートライオンと互角に戦う為には、体力の向上と基礎体力の強化が必要だと言う。
円堂「…とは言っても、どんな練習をすればいいんだろう…。」
綱海「そんなもん、徹底的に走り込むしかねぇだろ。
走って走って走りまくって、強い足腰を身につけりゃいいんだ！」
綱海の言う事は単純だったが、一番有効な特訓だった為皆はすぐに賛同。
練習に移ると思いきや
虎丸「あの、すみません。申し訳ないんですが、俺、これで失礼します。」
また、虎丸が途中で帰って行ってしまった。
他のメンバーも虎丸の早退が気になるらしく、色々と呟いている。
すると目金は虎丸の総体の理由を突き止めると言いだし、
それに乗った春奈も、似合ってるのか似合ってないのか微妙な探偵コスで、
秋も巻き添えにしながらも張り切って調査に出かけて行った。
春奈達が虎丸を尾行している間、チームは炎天下の中ランニングをしていた。
円堂「よし、今日の特訓は此処まで！」
円堂が言った途端、メンバーのほとんどが座り込むか倒れ込んだ。
何せ日差しが強い昼間だ。暑い中走れば余計に体力も削られるだろう。
しかし、そんな中でも、まだ走り続ける人物が。
何やら険しい顔をしている、緑川だ。
円堂「緑川、特訓は終わりだぞ！」
円堂が声をかけても、緑川は走るのを辞めない。
人の感情を読むのが得意なAは、緑川の心情がなんとなく分っていた。
「緑川くん…何か、思いつめてるのかな……？」
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遊星(プロフ) - 更新停止になってますが大丈夫ですか？素敵な話なのに更新停止は勿体無いです。早く続き読みたいです。 (2020年5月20日 23時) (
レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
みっくす。 - この小説、とっても面白いです！！逆ハーってのがいいですね！ 更新待ってます！ (2019年4月14日 15時) (レス) id: ebaa9545e3 (このIDを非表示/違反報告)
しおらん(プロフ) - この小説最高です、逆ハー原作なのが最高です！不動と鬼道最高です！更新再開楽しみにしています！頑張って下さい！ (2018年10月14日 18時) (レス) id: 097333551a (このIDを非表示/違反報告)
クレア - この小説大好きです！続きがみたいです！更新お願いします･ﾟ･(｡>д<｡)･ﾟ･ (2018年5月11日 22時) (レス) id: e762c2a0b2 (このIDを非表示/違反報告)
華衣 - このコメント、小説を見ているならこの小説を更新してください。この小説が好きなんです！！ (2017年5月28日 16時) (レス) id: 9a19707e3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽよよ☆ | 作成日時：2014年11月2日 15時
