記憶が二つ。 ページ6
「ふっ、てあぁ!ぬん!」
子供とは思えないほどの正確かつ強い攻撃で次々と吹っ飛んでいく黒い人型――プリム。
「はあぁっ!」
手を突き出すとさっきまでAの周りを浮遊していた幽霊にいきなり火がともり
狐火のようなものに変化して相手に向かって行った。
最後のプリムはその攻撃を連続してモロに受け、
シュパン、という音とともに消えてしまった。
「…ふぅ、かなりの量でした…。」
Aの周りには、いつのまにか魂型の幽霊がまた漂っていた。
「でも、本当に何があったのでしょう…。」
――ビュンッ
「あぅわわわぁわわぁわわわ((」
青い閃光が目の前を横切ったと思えばものすごい風圧でバランスを崩し
回転してしまうAの体。
当然目は回るワケで、そのまま芝生に座り込んでしまった。
「おっと、sorry!大丈夫かい?」
「はぅぁ〜…はっ、あ、だいじょぶです。」
「そうか?本当にゴメン!sorry!」
所々英語で話す青いハリネズミ。
見たところ敵ではなさそうだ。
「いえ、お気になさらず。先ほどのはあなただったのですか?」
立ち上がって聞くと、ハリネズミは笑って
「You are right!ものすごい速さだろ?俺、足には自信があるんだ!(ニカッ」
「へぇ…!まるで風みたい。とてもカッコいいですね!(ニコッ」
顔を輝かせ、無邪気に、そして優しく微笑んだA。
同時に柔らかいそよ風が、Aの髪を揺らす。
「え…///よ、よせよ。照れるだろっ///」
青い体とは対照的に赤くなるハリネズミの頬。
それをごまかすように「じゃ、またな。See you !」と言い
またどこかへ走り去ってしまった。
「あ、あの!…名前、聞けなかったです。
…本当にカッコよかったのになぁ。あのハリネズミさん。
あ、それよりもまず、記憶が壊れてしまった原因とミカコちゃんの言ってた
戦艦の謎を解き明かさないと!」
本来の目的を思い出し、まずは森の出口へと走って行った。
その頃、音速並みの速さで走るハリネズミは。
「…オレが思ってる事、ばれてないよな…?;
でも本当にprettyなgirlだったぜ…//」←
・・・・・・・・・・
音速のハリネズミ…出しちゃいました((
作者の書くギャグはあまり面白くないと思われます←
記憶が三つ。 -ソニックside-→←記憶が一つ。 貴女side
9人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アヤ - とっても面白いです。更新頑張ってください。 (2019年3月23日 20時) (レス) id: 3795757b52 (このIDを非表示/違反報告)
リィナ - とても面白いです。 (2015年2月17日 22時) (レス) id: 7ed1b4ea9f (このIDを非表示/違反報告)
柳犬 - 更新頑張って下さい(>_<) (2014年12月5日 21時) (レス) id: 1fd0077a60 (このIDを非表示/違反報告)
ぽよよ☆(プロフ) - 柳犬さん» 返信遅れてすみません!応援ありがとうございます!人型キャラとも頑張って絡めていきたいですね…ちなみにこの話の後の日常編は、人型もジャンジャン絡ませる予定ですよっ♪ (2014年10月30日 23時) (レス) id: bd9ba4a499 (このIDを非表示/違反報告)
柳犬 - これすごい面白いです!!応援してます!更新頑張って下さい!ちなみに私はリンクが好きですね(*´▽`*)← (2014年10月25日 19時) (レス) id: 1fd0077a60 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぽよよ☆ | 作成日時:2014年9月27日 23時