記憶が七つ。 ページ11
フォックス「…なるほど。つまり、黄色い扉に入れば“表の世界”に行けて、
水色の扉に入れば“裏の世界”に行くことができる。そしてその二つの世界の
どちらかの地形を壊すと、もうひとつの世界にも影響が出る、と言う事か。」
「はい。」
そんな話をしていると、早速坂の地形の下に水色の扉を見つけた。
そこへ入りしばらく進むと、大きめの穴を見つける。
「此処から飛び降りるのでしょうか?」
フォックス「向こうは行き止まりだしな…。」
「…行ってみましょうよ。ね、ディディーさんっ。」←
ディディー「ウッキャ!」←
フォックス「はっ?ちょ、おい!;」
フォックスの制止の声もお構いなしに穴へ飛び降りて行く一人と一匹。
フォックスも半ば呆れながら穴へとジャンプ。
下へ下へと落ちて行く途中、赤い甲羅の翼の生えたカメをふんづける。
「ぅわぁ!ご、ごめんなさいですカメさん!」
ディディー「ウキャキャ、キャキャウキャw」
「え?この子敵なんですか?…こんなに可愛いのにですか!?驚きです…!」
フォックス「確か、クッパの手下とか言ってたよな。
でもアイツ、此処じゃそんな事するような奴じゃないのに…。」
「よっ」と軽やかに着地してから下に群がっていた敵を
蹴散らし、扉へ入る二人と一匹。
だが、出て来た場所は真っ暗な小部屋だった。
ディディー「…キャ?」
フォックス「何も見えないぞ?どうすりゃいいんだ…。」
ボボボボボンッ!
爆発音の後に一気に開けた視界と空間。
いきなりの光にフォックスは目を細め、また開くと、Aがフォックスたちよりも
少し離れて立っていた。
フォックス「…お前がやった、のか?」
「はい。此処に着た瞬間、一瞬だけ見えたんです。周りを囲むブロックと、
一か所だけ爆弾のようなものが仕組まれているブロックが。
そのブロックを壊したら、このようになったです。」
彼女のすぐれた洞察力に目を見開くフォックス。
ポフ。
「…?」
ナデナデ
「…ふふ(ニコ」
フォックスは無意識のうちに、Aの頭を撫でていた。
フォックス(…かわいっ//)
「ふふー、いきなりどうしたですかフォックスさんー(微笑
あ、ディディーさんっ、待って下さいよぉ!」
ディディーを追うAとフォックス。
フォックス(可愛いな…いや、ヤバイどうしよう冗談抜きで可愛いんだけど)←
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アヤ - とっても面白いです。更新頑張ってください。 (2019年3月23日 20時) (レス) id: 3795757b52 (このIDを非表示/違反報告)
リィナ - とても面白いです。 (2015年2月17日 22時) (レス) id: 7ed1b4ea9f (このIDを非表示/違反報告)
柳犬 - 更新頑張って下さい(>_<) (2014年12月5日 21時) (レス) id: 1fd0077a60 (このIDを非表示/違反報告)
ぽよよ☆(プロフ) - 柳犬さん» 返信遅れてすみません!応援ありがとうございます!人型キャラとも頑張って絡めていきたいですね…ちなみにこの話の後の日常編は、人型もジャンジャン絡ませる予定ですよっ♪ (2014年10月30日 23時) (レス) id: bd9ba4a499 (このIDを非表示/違反報告)
柳犬 - これすごい面白いです!!応援してます!更新頑張って下さい!ちなみに私はリンクが好きですね(*´▽`*)← (2014年10月25日 19時) (レス) id: 1fd0077a60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽよよ☆ | 作成日時:2014年9月27日 23時