【内緒】 氷室辰也 †杏剣†sリク ページ31
夕暮れに染まる教室で、1度目のキスをした。
付き合って間もない、優しくて浅いキスだった。
だけど…、2度目のキスはあんなところでしなくてもいいじゃないですか!
「A?」
いつもAがサボっている行きつけの保健室に俺は向かった。
「あら?氷室君、今日は美波さんなら来てないわよ?」
保健医の岩本がそう俺に教えた。
「ということは、あそこかな…」
授業中の廊下は、しーんと静まり返っていて俺が歩く音だけが聞こえる。
階段を上がって、分厚い扉を開くとそこは蒼い天井が広がる屋上。
「A、居るんだろ?」
「あー、たっくん。よく分かったね?」
上の方から声がして振り返ると、そこにはAの姿があった。
「Aがサボるとしたら、保健室かここだからな。」
「えー、他にもあるよ?」
中庭の木の上でしょ、部室でしょ、とAが指折り数えている間に
俺ははしごをのぼって、Aの隣に座る。
「でも、大体はどちらかだろ?」
「うーん、言われてみればね。」
にっ、と明るい笑顔で俺を見つめるA。
俺は、ゆっくりAに近づいていく。
もちろん、2度目のキスをするために。
『キンコーン…─』
丁度悪いタイミングで、チャイムが鳴り響く。
「あ、授業終わったね?」
次は昼食だからか、Aは立ち上がりその場を去ろうとする。
俺はそんなAを逃すことするはずなく、手首を掴んで
俺の方に寄せると、その柔らかい唇に深いキスをした。
内緒
サボってこんなことしてたこと、主将に気づかれちゃヤバいね。
(‥たっくん…)
(ん?何、A。)
(み、見られてるよ…////)
(おい、氷室。授業サボって何してんだぁ!!)
†杏剣†s
リクしていただいたのに、またもや駄作…。
言い訳にしか聞こえないと思いますが、氷室君は初めてで
口調もよく分からなくて…。
本当、すみません。
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鈴歌♪(プロフ) - もものすけさん» 御指摘、ありがとうございます。どうも英語は苦手で (2016年7月5日 13時) (レス) id: 282060851c (このIDを非表示/違反報告)
もものすけ - 赤司の初めての話のところ、oneをownにと、experience は複数形にした方がいいですよ (2016年6月10日 4時) (レス) id: 1280fdf048 (このIDを非表示/違反報告)
名無しさん(プロフ) - どうもッス!!いきなりですが赤司様のラブレターって完全犯罪ラブレターですか? (2014年7月20日 3時) (レス) id: 5c2c5a7058 (このIDを非表示/違反報告)
青峰、赤司、紫原、今吉、原、桜井、花宮、劉偉 - 初めまして!小説どれも面白いのばかりでした!キュンキュンしちゃいました! (2014年5月24日 12時) (レス) id: 162a6c30b2 (このIDを非表示/違反報告)
花の旅人 - 【オレンジ】英名:Orange 花言葉「花嫁の喜び」「純粋」「愛らしさ」 豆知識 花と実を同時につけることから、ヨーロッパでは愛と豊穣のシンボルとされている。 (私愛用の図鑑より) (2014年1月13日 16時) (レス) id: 4961df7e6e (このIDを非表示/違反報告)
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