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１１ ページ14

でも、君は騙せないようで一番触れて欲しくない事に触れて欲しくない君が触れた。

賢「なぁ、A。目、充血してるけど大丈夫？」

そう言われ、泣いたからなぁなんて言えず、手鏡で確認するふりをした。

『さっき、目がかゆくてこすったからかなぁ。』

そんな事を言いながら私はそっと君を見る。

君は私を見ていたようで、目が合ったけど気のせいという事にして逸らした。

『ま、大丈夫でしょ。充血してたって収録はできるし。』

おどけて見せる。

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設定タグ：芸人 , 川西賢志郎 , 河井ゆずる   
作品のジャンル：恋愛
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作者名：深山径 | 作成日時：2020年4月4日 0時

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