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「いやぁエモい歌になったね!」
「これはYuzuki家トレンド入り間違いなしですよ!」
『うん…歌えてよかった』
「泣き止んだ?」
『一瞬ウルって来ちゃっただけだから大丈夫』
「なら良かった」
「ここで軽いトークをしてこのコーナーは終わりなんですけどぉ」
『そうだね』
「折角だからということで、スタッフ〜」
『え、何々!?』
『ケーキだ!』
「3Dおめでとうのケーキです!」
『何かこれどっかで見たな(神田3DLive)』
「あははw」
「美乃ちゃんがね、お披露目が素晴らしいものになるように頑張ってたの。我たちは知ってますから」
「そう。3Dの準備は本当に大変だからね」
『ありがとう。後で皆で食べよう』
「勿論」
『じゃあ、私からもサプライズで…スタッフ〜』
「えっ」
「なになになに!?」
『手紙用意してた』
「ええっ!?」
_サプライズ兄妹w
_そっくりだなぁ
_てぇてぇ
全員ステージの階段に座る
『じゃあ、読みます』
『神田兄さん、フミ姉様へ。今頃3Dお披露目の終盤に差し掛かっているでしょう。今までの感謝と気持ちを伝えたくて、手紙に書き残しました。2人は私がデビューする前からお世話になって、凄く心強かったです。ソロデビューで右も左も分からなかった私を、ちょっと先の道から引っ張ってくれました。』
『本当に、お兄ちゃんとお姉ちゃんみたいで。私がにじさんじを辞めずに活動を続けられたのは、2人がいてくれたから…。』
「グスッ」
「…」
『私が…活動を休んだとき…仲が良いからこそ、たくさん迷惑かけちゃって』
「かけてないよ」
「フルフル」
『グスッ、にじさんじに戻りたいって…言ったときも。2人が「手伝う」って言ってくれて……。嬉しくて』
「うんうん」
『復帰配信が決まったときも凄い喜んでくれて…Yuzukiママも喜んでくれて。私、Yuzuki家で良かったな、にじさんじで良かったなって。こんなに素敵な、兄さんと姉さんに出会えたから』
『今まで、私を支えてくれてありがとう…。兄さんと姉さんの妹になれて嬉しいです。…これからもたくさん、遊ぼうね。……美乃より』
「美乃ちゃ〜ん!!!我たちの妹になってくれてありがとう〜!大好き…大好きですよ!」
『ね、姉様…流石に苦しい』
「グスッ(顔をカメラから逸らして泣いてる兄)」
『あ!姉様!兄さんが泣いてる!!!レアものだよ!!!』
「グスッ、本当だ!兄さま!」
「泣いてないから!何で美乃はもう泣き止んでるの!」
『兄さんの涙で引っ込んだ』
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作者名:ヨッシー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/zyoui1/
作成日時:2023年6月11日 15時