新人ライバーは小説家志望！その５

・ ページ24

・ローレン

「俺がそれでとんとんマ！？って思ったときに後ろから声かけられて、美乃に。俺は心の中で思ったわけよ、救世主現れた！って」
「『ローレンお久〜』みたいな。そこでりりむさんと美乃が軽く挨拶して、状況を説明したわけよ」
「そしたら美乃が『途中まで同じだからりりむさんが良ければ一緒に帰りませんか？』って。りりむさんも「やった〜！ゆめそらの話聞かせて〜」って恐ろしい返事して帰っていったわ」

「そんで帰り際に美乃が『今度お礼にヴァロ付き合ってね』って言われたわ」
「俺がりりむさんに振り回されてるの見破られてたわ…」
「てか別に貸し借り関係なくヴァロ付き合うけどね俺は」


・月ノ美兎

「私ちょっとだけ自由時間があって、色んな控室回ってたんですよ。そしたら凄い静かな控室があって、そっと扉開けたら誰かが机に突っ伏して寝てて」
「女の人？誰だろって思ったら空中さんだったんですよ。寝顔美人だなとかキモいこと思ったら、空中さんの肩に上着がかけてあって！明らかに男物！」

「やばい！てぇてぇ見れる！と思って静かに空中さんから一番遠い所に座って待機してたんですね」
「ちょっとした後に扉が開いて、入ってきたのが夢追さんだったんですよ」
「あ、やばい。挟まれると思ってお疲れ様でーすって帰ろうと思ったらまぁ当然帰れず」

「夢追さんの気配に気づいたのか空中さんも起きて。そこで挨拶をして、そしたらそのまま肩にかかってた上着をですね！？夢追さんに返したんですよ！」
「『ありがとう』「いいえ〜」って。夫婦です。絶対にこれは皆さんに伝えなければいけないと思いました」


・渡会雲雀

「公式の番組終わった後に控室戻ったらさ、空中先輩がいたんだよ！もうすぐに挨拶しに行って！初めまして渡会です！って。空中先輩めっちゃ優しかった！」
「『渡会の歌好きだよ』って！俺も空中先輩の歌好きですって言った！」

「あとねあとね、他の3人の歌もねめっちゃ褒めてくれたんだよ！俺すぐにアイツらに伝えたわ。セラフとかめちゃ嬉しそうにしてたなぁ」
「この話をね、先斗さんにしたら「良いなぁ！ずるい！私も美乃先輩に会いたかったし褒められたかった！」て言われたわ。羨ましいだろうぉ？って煽ったらグギギギ言うてたわｗ」

「「雲雀大人げないぞ」だってしょうがないじゃん！先輩に褒められて嬉しかったんだもん！」
「夢追さんは見なかったよDay1だったから、FANTASIAの準備とかあったんじゃないか？」

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続きます

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