新人ライバーは小説家志望！その４

・ ページ38

『サラはね、来たがってたけど仕事で無理だった。本人が一番悔しがってたよ』
『「ママのことお手伝いしてお泊りしたかったのに〜！」ってｗ』
『まぁ後日、サラは新居に泊まって一緒に遊んだけどね』



・退院後

『退院祝いで兄さんと姉様と一緒に焼肉に行ったんだ。あれもこれも食べなってどんどん肉乗せてくれて…』
『私も肉焼きたかったのに…兄さんがトング放してくれなかった』
『しかも2人が奢ってくれた…1銭も払えなかった』


『サラとはディズニーに行ったって話は凸待ちでもちょっと言ったね。まぁ詳しい話はサラとコラボしたときに話そうか』


『翔さんとはカラオケに行ったね。喉の調子とかどうなってるのかなぁって私が不安漏らしたときに、「カラオケに遊びに行こうよ」って誘ってくれて。喉の調子はね、大丈夫だったよ。体力が落ちただけ』


『翔星空でね、しゃぶしゃぶ鍋を食べに行ってさ。Yuzuki家では一銭も払えなかったから、「よし、今度こそお金出すぞ！」ってｗ。でも結局払わせてもらえなかったｗ』
『３人で食べてるんだから払わせてよ〜。って言ったら、サラには「駄目！これはママの退院祝いなの！」と拒否されるし、翔さんには「まぁまぁまぁ」って流されるし』

『美味しかったから良いんだけどね』



『復帰の打ち合わせでさ、本社に行って色んなライバーに会えたんだ。社さん、笹木さん、加賀美さん、緑仙さん、リリさん、黛くん』

『みんなに「おかえり」って言われて嬉しかったなぁ』

＜黛に会ったの！？

『会ったよ』
『黛さんはね、２月ぐらいにお見舞いに来てくれてたんだ。その時に卒業の話を聞いた。私の復帰時期と黛くんの卒業時期からして、コラボできないねって話になって』
『黛くんが「最後に凸待ちをするからもし空中が良ければ、ボイスメモで話さない？」って誘ってくれて』
『私はもう「是非！」って即答したよ。黛くんとのコラボ回数は多くはなかったけど、小説家志望・空中美乃としてたくさん黛くんに救われてたから。どうにかしてその気持ちを返したかった』

『返せてよかった』
『見てるんだろうなぁこの配信も、黛くん』
『ありがとう、黛くん。またどこかで会おうね』

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