story38 ページ18
「あ〜………ほっぺでいいですよ」
唯一俺の正体を知ってる剣城だからこその妥協だ、助かった…。
「なんだ〜？剣城、女子には甘いんじゃないか〜？」
「いいじゃないですか、今の王様は俺ですよ」
浜野の茶化しにも動じない。流石剣城！
「蘭香ちゃん…いい？」
「っ！？」
ち、近い！もう既に近いぞA！？
「ちょっ…待って！」
堪らず手でAを抑える。
「なんだよ〜！せっかくAが積極的で良かったのに」
瀬戸……とりあえず１回黙ってくれ。
「顔赤いよ？大丈夫？」
Aに顔をのぞき込まれて更に恥ずかしくなる。
あーーー、クソっ
いくら今が蘭香だと言っても、Aから来させるわけいかないだろ…！！
「大丈夫。Aちゃん、いくよ…。」
「うん…。」
唇が近づいていく。
Aの体が緊張で強ばっていくのがわかる。
「ちゅ…っ」
一瞬、軽く触れるだけのキス。
それだけなのに、凄く体が熱くなる。
「ひゅーひゅー！」
浜野の声が聞こえてくるまで、まるで２人だけの空間にいるようだった。
「じゃー次！クジ戻せ〜！」
みんなバラバラとクジを戻し、またも浜野の掛け声に合わせて引く。
「あ、王様！」
「天馬か！何にするんだ〜？」
松風は何言うか予測出来ないからな…。
「ん〜、5番と1番の人はハグしてくださいっ！」
…セーフ。4番。
「俺だ…。」
声を上げたのは…神童！？
そして顔を赤くして黙って手を挙げているのは山菜。
ラッキー部員
栗松鉄平
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姫初 千佳(プロフ) - 水木さん» ありがとうございます！スローペースですが頑張りますね！ (2019年1月15日 0時) (
レス) id: 191ef1707c (このIDを非表示/違反報告)
水木 - 狩屋くんツンデレかわいいです｡ぐはぁ｡この作品大好きです！ 更新頑張ってくださいっ！ いつまでもこの作品を好きでいて､応援しますから! (2019年1月13日 21時) (レス) id: d56fb85c89 (このIDを非表示/違反報告)
ももんが＊＋(プロフ) - 樹初 千佳さん» はい・・・!!応援してます!! (2016年3月9日 12時) (レス) id: 50895f0759 (このIDを非表示/違反報告)
樹初 千佳(プロフ) - ももんが＊＋さん» ありがとうございます！スローペースではありますが、完結出来るよう頑張ります！ (2016年3月8日 20時) (携帯から) (レス) id: 1d2c46f024 (このIDを非表示/違反報告)
ももんが＊＋(プロフ) - 続きたのしみにしています♪ (2015年12月10日 20時) (レス) id: 39b6bfb866 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：姫初 千佳 | 作成日時：2014年10月2日 20時
