『咲き乱れ恋の華』２【学パロ】 (ページ44)

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第９３輪:ネックレスページ44

フーゴの怒号に2人はビクッと肩を揺らせばフーゴはふーふーっと怒りを抑えていた

まずいこれ以上怒らせると手が付けられなくなる

「フーゴ！分かったよ！余計な事はしねーよ！」

ナランチャの言葉に耳を傾けたのかフーゴは落ち着き普段の冷静なフーゴに戻った

「そうですか、ならいいですよ」

よし、これで一安心

ミスタはフーゴの機嫌を取る為ナランチャと共に遊びに誘う事にした

「よぉし！お前ら今から遊びに行くぞ～！」

「おー！」

「はぁー」

3人はどんちゃん騒ぎをしながら遊んだ

一方ジョルノ達は…

「ジョルノ！どう？？この春服似合う？」

「そうですね～。それも可愛いですがこちらの方も…」

「ほんとだ！あーもう！セールだから迷っちゃう～！」

今日はAの買い物に付き合っていた

セール中という事で安くAはどれにしようか悩みまくる

「そのどちらかで迷っているのであれば、どちらかを僕からプレゼントさせてくれませんか？」

「え！？そんなの悪いよ！」

「構いませんよ、ぜひとも僕はAにプレゼントしたいんです」

「なら、お言葉に甘えて…こっちをプレゼントして？」

Aは可愛らしく首を傾げながら服を渡せばジョルノの機嫌は更に良くなる

「えーっと…よかったら２つとも僕が買いますよ」

「それなら、このネックレス買って！」

Aが指を指したのはカップルがお揃いに付けるネックレス

くっ付ければハートが出来上がるように作られており2人は目を輝かせていた

「服はいいからこれが欲しいな～」

「この値段なら余裕で買えますよ」

「え！？」

驚くAに笑いかけてはジョルノは目の前で会計をしプレゼントとして送る

「ありがとう！わぁ！可愛い～！」

本当に嬉しそうに喜ぶAの表情を見たジョルノはそれを見れた事でとても幸せな気持ちになっていた

その後、ブラブラとAの買い物に付き合いたくさん買っては家へと帰る

そして買ったネックレスをAはジョルノに付けた後、自分の分はジョルノに渡す

横目でジョルノを見ては「付けて」と言う

無意識に出る色気にジョルノの理性はクラクラとしそうだが何とか耐えネックレスを付けてあげる

「ありがとう」

「いいえ」

お互い付けているネックレスを見ては微笑み合い見つめ合っていた

「なんか照れるね」

「そうですね」

2人の顔は徐々に近づきゆっくりと優しく唇を重ねあった