『咲き乱れ恋の華』２【学パロ】 (ページ39)

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第８８輪:新しい友達ページ39

「ジョルノ、A」

「「ん？」」

2人は呼ばれた方へと顔を向ければ何やらナランチャはいつにも増して真剣な顔をしていた

「俺、今回勉強してるのはフーゴの為なんだ」

「フーゴくんの？」

「為ですか？」

「そう。俺バカだから毎回怒らせちまって、でもそろそろ俺自身も勉強しなきゃやばいかもって…

フーゴに嫌われるかもって最近悩んでるんだ」

拳をギュッと握るナランチャ

ジョルノは、「うーん」と悩む

「いや、あの人に限ってないでしょ。大体あの人もすぐキレるから悪いんですよ」

「うん。ジョルノあんたは一回黙ってなさい」

Aの一言でジョルノはガクッと落ち込めば、ナランチャは大笑い

「さてさて、私達はご飯食べ終えたし勉強しましょ」

「おう！」

2人は再び勉強道具を出し、ナランチャは小学2年のテキストを一生懸命解いている

ジョルノだけハブられてる感があり少し拗ねながらピザを黙々と食べる

この光景に嫉妬するとはいかにも自分は心が狭いのかよく分かった

なぜ、自分の彼女が他の男に勉強を教えているんだ

しかも2人で

もうちょっと僕のだと自覚してほしいなとジョルノはジュースを飲んでいると何やらこちらに向かってくる人物が…

「ジョルノー！俺も早上がりだぜー！」

「仗助！」

やってきたのは仗助だった

「仗助じゃん！」

「仗助くん！」

何やら2人とも知り合いだったらしい

てか、いつの間に仲良くなったんだ

ドス黒いをオーラを隠しきれないジョルノを仗助は苦笑いしながらナランチャの隣に座る

「ナランチャ何やってんだーってお前これ小学2年のじゃねーか！」

「うるせぇ！そこからしか分かんねーんだよ！」

悔しそうなナランチャを仗助はケラケラと笑っては3人でナランチャを教えやっと10問くらい理解出来たところだった

「よっしゃぁ！！これでフーゴに見返せるぜ！！」

「ナランチャくんおめでとう！」

あまりにもあれな為Aは涙ぐんでは仗助は涙を流しジョルノはやれやれと呆れていた

「よっしゃ！て事で飯飯！」

「まだ食うんですか」

インターホンを押しナランチャは料理を頼めばみんなでつまみ食いをする

料理を分け合い会話をする

Aは新しい友達が出来たみたいでとても嬉しかった

会話が盛り上がっているところで店の店長がこちらへと向かってくる

「お前らー、10時だから帰りなさーい」

笑いながら時間を教える店長に4人は解散することにした