『咲き乱れ恋の華』２【学パロ】 (ページ35)

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第８４輪:ディズニーページ35

そして、旅行当日

2人はDIOにバレないように待ち合わせ場所を決め荷物を持って家を出る

「よし、ちょうどいい時間ですね」

まだかなとキョロキョロ見てはAを待つジョルノ

「ジョルノ！」

ガラガラとキャリーバッグを転がし可愛らしい笑顔で登場するA

「待った？」

「いえ、今来たとこですよ」

2人はフフッと笑い合えば、新幹線の切符を買い、荷物を詰めば席に座る

「楽しみ～！」

新幹線に乗れば子供のようにはしゃぐAをジョルノは嬉しそうに見ていた

新幹線が動き窓には色んな景色がチラチラと映りAのテンションは右肩上がり

「凄い！」

「そうですね～」

ジョルノはスッとAの顔を触る

「昨日ちゃんと眠れてないですよね？」

「え、バレちゃった？」

「バレバレです。さぁ、今のうちに寝て下さい」

Aはジョルノの優しい気遣いに嬉しそうに笑えばジョルノの肩に頭を乗せる

数分後、ジョルノの肩からは小さな寝息が聞こえた

「ほんと可愛いな～」

甘え上手なAにどれだけジョルノは身悶えているのかを寝ている当の本人は知る由もなかった

「きゃー！ディズニーだ！！」

ぴょんぴょんと跳ねて大喜びな様子にジョルノは少し苦笑いをしていた

そして、パークの中に入ればAはジョルノの手を握り引っ張って行く

「早く早く！」

「こらこら、そんな慌てなくても逃げませんよ」

「はーい」

うふふと幸せそうに笑うAをジョルノはやれやれと笑っていた

そんな2人の姿をカメラに収められていると知らずに…

「WRY…このDIOを置いてネズミの国に行くとは…」

「DIO様！ここは夢の国でございます！」

「黙れ！！ヴァニラ・アイス！！！私がネズミと言ったらネズミなのだぁぁぁ！！！」

「DIO様の言う通り！！このヴァニラ・アイス失礼いたしました！！」

ギャーギャーと騒いだせいか2人の後ろに足音が響いた

「DIO！！いい加減に僕の手をかけさすな！」

「WRY！？なぜここにいるのだモンキーが！」

「ヘリを用意させてるから帰るよ！！」

「私は帰らん！帰るのなら貴様だけ帰れ！ジョジョ！」

するとジョナサンは鉄拳をDIOの顔に喰らわせた

「君が泣くまで僕は殴るのをやめない！！

サンライトイエローオーバードライブ！！」

「WRYYYY！！？？てか、この世界では波紋なんてないぞ！！」

DIO再起不能

ちなみにジョルノは付いて来ていることを知っていたがあえて無視していた