『咲き乱れ恋の華』２【学パロ】 (ページ24)

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第７３輪:期末テストページ24

「期末テストかー…」

Aはため息をつき頬杖をついてはトリッシュに話しかける

「今回こそは頑張りなさいよ。5点」

「うっ…」

Aはトボトボとカバンを持ちながら門に待つジョルノの元へと歩く

「A！」

「ジョルノォ～」

あぁ、どうせ今回はちゃんと勉強して自信があるんだろうなと悔しそうな目でジョルノを見つめた

「何ですか？」

「何にもないわよ！」

明らかに敵対心出してるなとジョルノは思えばある事を思い出しAに声をかける

「冬休みパードレ達と京都に旅行へ行くんですけど行きます？」

「行きたい行きたい！舞妓さんになりたい！」

「そうと決まれば楽しみですね」

2人して、うふふと笑い合ってれば後ろにDIOが立っていた

「うわぁ！！」

「うおお！！」

驚いた声を出せばDIOはAに声をかける

「A…この前の数学のテスト5点だったらしいな」

「うっ…！どこでそれを…！！」

「期末の数学のテスト８０点以上取らなければ連れて行かん！」

「えぇぇぇ！！？？ちょ、ジョルノなんとか言ってよ！！」

ジョルノはAに対して憐れみの瞳で見つめて、首を横に振った

「う～…わかった！頑張るよDIOパパ！」

「WRY！その勢いだA！」

まぁ勉強なんてすぐ飽きるだろうと思っていたジョルノだった

だが、そんな予想も真逆になるとはこの時のジョルノは思っていなかった

カリカリとシャーペンを鳴らし必死にノートと教科書と向き合ってるではないか

1週間他の教科も頑張ってるAの姿にジョルノは圧巻していた

DIOと一緒に勉強しているAにジョルノはむくれていた

そして休憩に入ったのかAは背筋を伸ばす

「お疲れ様です。どうですか？調子は？」

「よくなってきたよ！私頑張るから皆んなで旅行行こね！」

Vサインをしてニコッと笑うA

ジョルノ何か引っかかったのかとても微妙な顔をしていた

みんな…？

するとジョルノはAの顔を掴めば勢いよくキスをする

深く深くAの息が切れるまで…

「っ…はぁ…ちょ、いきなり何するのよ！DIOパパにでも見られたら…！」

「Aはみんなの物じゃないでしょ」

「え？」

2人で過ごす時は増えたけど、やはりAの周りには他の人が纏わり付いている

Aは自分のなのに…これは人より強い独占欲のせいなのだろうか

「Aは僕のだろ…？」

どうも君の前だと調子が狂ってしまうんだ