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第70輪:大事にしたい ページ21

「え?え?えー!?」

「なんですかその反応」

Aはあまりの衝撃に頭の中はこんがらがっていた
もしかしたら、今日そういう日になるのかなと…と考えていた

「いや、あの、私その…そういう経験ないし…」

「…あ、今すぐにそういう事するつもりないんで」


Aはその一言を聞けば微かに笑顔になりながら顔を上げる


安心した感じの様子に内心複雑なジョルノだが、あえてその気持ちを無視をしてAの手を握った


「僕はAが好きだからこそ大切にしたいんです。確かにそういうのには興味がありますし好きだからこそ触れたいんですけど、けどAに嫌がる事をして嫌われたくない

っていうのが僕の気持ちです」


ジョルノの気持ちを聞いたせいかAは恥ずかしくなり赤い頰を両手で添える

「…何か返事してくださいよ」

「えーっと…素直に嬉しいです」

真っ赤な顔にへにゃりと笑うA


「もー、可愛い」

「ありがと」

額をコツンとくっ付け2人して笑えばソッと唇を重ねる

「キスだけは許してほしいですね」

「キスぐらいなら…いいけど、なんか分かった気がする」

「何をです?」


「ミスタくんがジョルノの事をムッツリって言ってたこと」


「…」

そして次の日


「いたたたたた!!ジョルノ!!ギブギブ!!」

「誰がムッツリなんですか!?」


ジョルノはミスタにプロレス技を組み、ミスタはとても苦しそうに声を上げていた

「誰でもないです!すみません!」

「仕方ないですね…次Aに変な事を吹き込んだら締めますよ」

「お前怖いよ…」

やれやれと2人は下に座ればジョルノは誰かと連絡を取っていた


「何してんだよー、ジョルノ」

「いや、今日Aがこっちに迎えに来るらしいんでその連絡とかです」

「青春だな〜、俺も彼女欲しい〜!」

「多分一生無理だと思いますよ」


ジョルノはそう一言を置けばこちらに近づくAの姿を屋上から眺めてから下に降りようとしていた

だが、よく見るとAに近づくある男が1人いた


Aに話しかけては、Aの足に触れようとしていた

そんなのに気付かず話を聞くAにも頭を抱えこむがジョルノは急いで下に降りていく


「君可愛いね、綺麗な足してるよ」


「そ、そんな事ないですよ…あはは」

ジョルノは何してるのよとAはかなり焦りながらキョロキョロと周りを見回したその時

男にガシッと足を掴まれAは冷や汗をたくさん流した

第71輪:変態→←第69輪:男



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設定タグ:恋愛 , ジョルノ , 学パロ
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作者名:ななみん | 作成日時:2019年1月1日 11時

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