『咲き乱れ恋の華』２【学パロ】 (ページ17)

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第６６輪:ファーストキス騒動ページ17

「いつ、どこで僕のファーストキスを取ったんですかあんたはぁぁぁぁぁ！！！！」

「お前が来てから寝てる間にだ！！！愛情があるだろう！？」

「無駄無駄ぁぁぁ！！！」

ガシャンガシャンと色んなものが倒れ2人は今までより凄い喧嘩をしていた

「パードレがキスをしたことで、Aは僕を通じてパードレとキスしたことになるんですよ！？」

「貴様はアホか！ペットボトルでもあるまいし！！」

「Aは僕のなんです！！それを…それを…！！

文化祭の時、そして付き合って初めてのキスも全部パードレと関節キスになってるんですよ！？

無駄無駄無駄無駄無駄ぁぁぁ！！！」

2人は怒りに身を任せお互い吠えまくり、いざ殴り合いをしようとした時…

「やめなさーーーい！！」

突如現れたAの声に2人はピタッと体を止めAの方を見ればプンスカと怒っていた

「何時だと思ってるの！？外まで響いてるよ！」

「でも…パードレが…」

するとAはジョルノの胸ぐらを掴んでは深くキスをする

DIOは手で顔を隠しながら指の隙間でジョルノ達を覗いた

「…キスぐらい私が上書きしてあげるわよ！だから、落ち着きなさい！」

「…はい」

Aは風呂上がりだったのか髪の毛が濡れている為、ジョルノ達には部屋の片付けを言い二階のジョルノの部屋にドライヤー持って行く

しばらくしてジョルノは片付け終えたのか部屋に戻ればAは少しうとうとしていた

「A…ベッドに寝ましょう」

「んー…ジョルノ？」

ジョルノはAを抱えればAはギュッとジョルノを抱きしめる

「え？」

「よーしよし…」

彼女なりあやし方なのかジョルノは少し笑えばお返しに頭を撫でてはベッドに寝かせてあげる

「仲直りした？」

「はい…しましたよ」

「ならよかっ…た…」

すやーとまた二度寝をし始めたAの前髪を分け優しく額にキスを落とす

Aの落ち着いた寝顔を確認してからジョルノは風呂に入る準備をし始めた

「ジョルノ…」

「パードレ」

下に降りれば階段付近でDIOが立っていた

「パードレ…殴った場所大丈夫ですか？」

「大丈夫だ、ジョルノ…貴様の方は？」

「大丈夫ですよ、鍛えててよかったです」

親子は少し苦笑いをしては一応仲直りをした感じだ

「後でよかったら飲もう」

「いいんですか？僕未成年ですよ？」

「構わん、私がいる」

その日は親子の楽しそうな会話が響いたという