『咲き乱れ恋の華』【学パロ】 (ページ33)

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第３２輪:お世話しますページ33

「お邪魔します」

ジョルノウキウキで玄関に入れば靴を揃え荷物をAの部屋に置く

「さて、A今日は僕がご飯を作りますよ！」

「え！？出来るの？」

「僕をなんだと思ってるんですか？…パードレに鍛え抜かれた料理のを腕をお見せしましょう！！」

ジョルノはエプロンを巻けば手際よく準備をし、野菜を切りあっという間にスープにパスタにサラダを作った

「しかも美味しい！！」

「でしょ？」

ジョルノは嬉しそうに笑いAもその様子を眺めては笑顔になる

ジョルノの家に行けば皆揃ってご飯を食べれるけど、Aの家は誰1人いなくてご飯なんかいつも1人

けど、今日はジョルノがいる

「今、この状況が嬉しいなー」

「嬉しいとは？」

「私、夜食とかいつも1人だからこういう感じで一緒に食べるっていう状況が嬉しいな！って！」

Aはニコッと輝いた笑顔でそう語ればジョルノは優しく微笑み相槌を打つ

「僕で良ければ一緒に食べますよ」

「それはDIOパパに悪いよ」

「いや、あの人もいい加減子離れすべきです」

あの過保護でうるさい父親を思い出したのか少し膨れては意外と嫌いじゃさそうな態度にAは微笑ましそうに見つめていた

「あー、お腹いっぱい」

「洗い物は僕がしますんでAはゆっくりして下さい」

「ありがとうね～」

Aはソファに座ればテレビを付ける

ジョルノは一生懸命に洗い物を終わらせば、ソファの上には抱き枕を抱えながら眠っているAの姿

今の時刻は9時過ぎ

そろそろお風呂に入ってもらわないと困る

「A、起きて下さい」

「ん～」

ユサユサと体を揺らせば、眠そうにうめき声に目をゴシゴシと擦る

ジョルノはその姿に少し胸が鳴り、体は前のめりになっていく

Aの寝ぼけている顔に自身の顔を近づけていく

後、数センチで唇がってとこでAは完全に目が覚めたのか驚きで目をまん丸にしては顔を真っ赤に染めていた

「え？え？」

「…Aがなかなか起きないから悪戯をしようと思ってたんですよ」

「それは困る」

「でしょ？早くお風呂に入って下さい」

「えー、もうちょっとゆっくりしてから…」

「入らないと言うのなら…」

ジョルノは自身の学ランを脱げばゆっくりとカッターシャツのボタンを１つ１つ外していく

「Aがそこまで拒否するなら…僕がお背中流しますよ」

Aは更に顔を真っ赤に逃げるように早急に部屋を出た