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第15輪:勝負 ページ16

「いやいやいや、待ってください!!!」


ジョルノは周りが盛り上がるなか、声を荒げた


「僕はちゃんと勝負してからボスになりたいんです!!こんな不可抗力でなられても困るんです!!」


「そうは言われても…決まりだしな…」


ミスタは困りながらポリポリと頰をかいてると、急にドアが開く音が大きく鳴り響く



「ジョルノ・ジョバーナァ!!!先程貴様が攻撃したこの高校のボス、ディアボロだ!!」



え、気絶してほんの10分で帰ってきたよと、周りは少し驚いては心の中でツッコミ出した



「ちょうどよかったですよ。今日の僕絶好調に機嫌が悪いのでぜひ正式な勝負しましょうか」


「望むところだ!」


そして、案内されたのは体育館の舞台だった

そこには全校生徒揃っていた

なんだってボスを決める試合なんだから…



「WRYYYY!!ジョルノ!!!必ず勝つのだぞ!!」



1人部外者がいるが…



「パードレ!!うるさいです!!」



「え!?あれジョルノの親父さん!?でけぇ!?」


今日は驚いてばかりの1日な5人達


すると、またドアが開きそこにいたのは大きく肩を揺らし息を整えてる赤いリボンを付けた女の子…



「ジョルノ!!」



「え、嘘でしょ」



誰が呼んだんだと周りをキョロキョロすると、ピースサインをするDIO…



「(パードレありがとうございます!!
…そして…後で殺す!!)」



内心、感謝と苛立ち両方を持ちながら舞台にたつ


ゴングが鳴った瞬間、お互い一歩を踏み出し攻撃を始めた



お互い引けを取らない殴り合い



「嘘だろ…互角ってすげー」



「ジョルノ…」


5人とAは心配そうに見つめていた


他の生徒もただボーッと見つめているだけ



すると、体力が限界に近づいたのかジョルノは1発溝打ちに入れられる


これがかなり効いたのか立ち上がるのに時間がかかりそうだ



「なかなかいい筋をしていたが、所詮このディアボロには勝てないようだな」



そこで蹴られジョルノは咳き込む


やはり、今の自分じゃ勝てないのか半ば諦めていた


「ばか!!諦めるんじゃないよ!!」



体育館に響く女の声

聞き覚えのある声にジョルノは大きく目を開けた


「こんなところで夢を諦めちゃダメよ!!勝ってこの学校のボスになるんでしょう!!??

頑張って、立って、立ち向かいなさいよ!!」



今にでも泣きそうに瞳をうるうるさせて声を大きくするAにジョルノはフッと笑い



力を振り絞り立ち上がった

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設定タグ:恋愛 , ジョルノ , 学パロ
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作者名:ななみん | 作成日時:2018年11月28日 23時

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