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俺の席は、一番窓側の一番後ろで
前は、柊真くん
横は、のんさん
寝てても先生にバレにくいし、
めっちゃいい席やねん。
ただ、
この席には
1つ欠点がある。
「…眉間にシワたってんで」
「……めっちゃ貧乏揺すりしてんで」
2人に言われる。
いらいらいら。
イライラが止まらん。
一番後ろの席__ということは、
教室全体が見えるわけで。
普通に座っとるだけでも、
前の光景は目に入ってまう。
______それは、Aが見えるということで。
Aが見えるということは、
Aと紫耀がしゃべってるのも見えるわけや。
のんさんが複雑な表情で俺を見る。
………わかってるわ、
イライラ、なんて
俺がする資格ないってこと。
彼氏じゃないんやから。
…でも、友達とも、ちゃうねん。
じゃあ、幼馴染？
紫耀としゃべるAから
目を背けた。
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作者名：ゆい☆
| 作成日時：2013年9月1日 18時
