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▽7 ページ7
「・・・紫耀？」
私の席を見て、
眉間にシワをたてる大吾。
ゆっくりと平野くんに近づくと
「起きんしゃい」
勢いよく、平野くんの頭めがけて
チョップ。
「う・・・・痛ぁ」
「おはようさん、紫耀。」
「ん〜？あ、大吾ー？？何、もう〜〜。おれ寝てたのに。」
「そこ。」
「？」
「そこ。Aの席やねんけど。」
にっこりと笑う大吾の目は
怖い。
「え。うそおー？あ、ホンマや！あはは！うわぁ、やってもうた。すんません」
そんな大吾にビクともせず、
あちゃ〜、って笑う平野くん。
「・・・なんか、紫耀って大物？」
ポツリと柊真くんがつぶやいた。
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作者名：ゆい☆
| 作成日時：2013年9月1日 18時
